悲しくて、つらくて、でも生きていく:がんと闘った亡き妻と私の日々

(著) 井原貞徳

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作品詳細

[商品について]
ー今日も日めくりカレンダーをめくってー
遠出先で車が故障した時、親身になって助けてくれた人たちのことや、平均年齢43歳のチームの一員として参加した野球大会のこと、また地域の自治会長を務める中で新たに生まれた思い。心に残る、そんなあれこれを長年新聞の投書欄に投稿してきた。
しかしそんなある日、思いもよらない出来事が襲った。妻に癌が宣告されたのだった。
肺癌の中でも珍しい「非小細胞癌」は、妻の心身を急激にむしばんでいく。しかし、1年半にわたる妻との闘病生活は、2人にとって人生で最も濃密で幸せな期間でもあった。
朝日新聞に掲載された、日常の出来事を記した投稿文に加え、懸命に病と闘いながら前向きに生きた妻の闘病記録を克明に綴った随筆集。

[目次]
まえがき
第一章
 妻と暮らした日々のあれこれ
 定年後のあれこれ
第二章
 辛苦の2年(2009~2010)
第三章
 妻の看病の合い間に書いた「フィリピン慰霊巡拝平和への祈り」を書いた。
 ひとり暮しをポジティブに
「あとがき」
著者略歴

[担当からのコメント]
最愛の人を亡くす悲しみは計り知れないものです。しかし、本書の中には生前奥様が綴られた、夫婦でハワイ旅行に行った際の幸せな瞬間を写真とともに振り返った旅日記なども収録されており、残された者として大切な思い出を胸に、今日もひたむきに生きている著者の様子が感じられます。いま、深い悲しみの中にいる方も、ぜひ本書をご一読いただき、何か一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

[著者略歴]
井原 貞徳(いはら さだのり)

1942年(昭和17年)島根県鹿足郡六日市町生まれ
1961年(昭和36年)津和野高校卒業
1961年(昭和36年)新日本製鉄(現・日本製鉄)光製鉄所入社
1985年(昭和60年)ニッテツ電子に出向
1999年(平成13年)『愛犬ラックとの15年』(朱鳥社)出版
2002年(平成14年)9月、定年退職
2005年(平成17年)『身近な思いを声にして 投稿つれづれ』(朱鳥社)出版
2010年(平成22年)『フィリピン慰霊巡礼 平和への祈り』朱鳥社)出版
2018年(平成30年)『フィリピン慰霊巡礼 平和への祈り』(22世紀アート)電子書籍出版
2019年(平成31年)『愛犬ラックとの15年』(22世紀アート)電子書籍出版
2023年(令和5年)『新聞投稿と亡き妻との日々 ひとり暮らしを健やかに』(22世紀アート)

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