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あぜ道の詩
(著) 原田和
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作品詳細
千両の山を拓けば玉の汗滴るあたり肥りゆくかも——「米や野菜、みかん、牛の生産、農村の祭りごとに、幼き頃の暮らしを重ね、草花や鳥の囀りなど、自然と偶然との出会いを大事に、何か生きざまを残したいと日記風に続けてきたように思います。」(本書「あとがき」より)長年、農業に携わってきた著者による、「自然愛」を詠った秀逸な歌集——「物の真価」を見極めた者が有する確かな言葉の重み。その重みは茶の渋みの如く、心を正す。
【著者プロフィール】
原田 和(はらだ・かず)