厚木・愛甲の自然誌 : 自然観察への誘い
(著) 山口勇一
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―自然は、それぞれに営みがある。それを見つける楽しさを貴方にも―
丹沢山地の東北から北に位置する厚木・愛甲地区は、急峻な山岳や谷の入り組んだ複雑な地形を縫うように大小の河川が流れ、森や林などの自然に足を踏み入れればその多様な営みを見ることができる地域である。厚木・愛甲地区で自然観察をとおして多様な生命と出会う楽しさや喜びを発信してきた著者が、季節ごとに見られる花々から野鳥、川霧などの自然現象まで、これまで発表した原稿やエッセイをもとに厚木・愛甲地区で楽しむことができる自然をまとめた、身近な自然誌兼散策ガイドブック。
[目次]
「厚木・愛甲の自然誌」を出版して
始めに
第1章 厚木・愛甲の成り立ち
1 地形・地質
2 気候風土
3 厚木・愛甲の自然と人の暮らし
第2章 生物多様性の保全
1 土地利用と自然の改変
2 生物多様性の保全
3 外来種問題
第3章 あつぎの花めぐり
早 春
春 季
初 夏
盛 夏
初 秋
秋 季
冬 季
第4章 愛川・清川の自然
第5章 自然観察見どころスポット・観察コース
参考文献
著者紹介
あとがき
[担当からのコメント]
都会で暮らしていると風景が変わっていくことに慣れ過ぎてしまって、身近にいた山野草がいつのまにか消えても何の違和感も抱かなくなっているのかも知れないと、本書を読んで改めて思います。自然観察はとても楽しい趣味というだけでなく、私たちが直面する地球環境の様々な問題を知る手がかりを与えてくれるものでもあります。ぜひ親子で本書を手に取って楽しんでいただければ嬉しく思います。
[著者紹介]
山口 勇一(やまぐち ゆういち)
1946年愛川町生まれ 東京農業大学卒業
元神奈川県公立中学校教諭・教頭
神奈川県植物誌調査会会員
厚木植物会副会長
サークル愛川自然観察会代表
愛川町文化財保護委員会委員長
NPO法人神奈川県自然保護協会理事
元さがみ自然フォーラム運営委員長
愛川町郷土資料館運営委員会委員
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