ブナの森から都会が見える―みちのく朝日連峰山だより
(著) 西澤信雄
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[商品について]
―脱サラをして山小屋の管理人へ。ブナの森が教えてくれたこと―
山形県の朝日町に移り住んで22年、朝日連峰の自然に教えられ人との出会いに育てられてきた日々の中で、最近は山のことだけでなく田舎の暮らしや社会についても思いめぐらすことが増えてきた。朝日連峰の狩人に見るナチュラリストのあるべき姿、電気製品が増えてふと気づくエネルギー問題、アウトドア・ブームから見えてくる世界情勢、理想的な社会へのヒントが隠された山小屋特有の相部屋のルールなど、ブナの森を通して現代社会を眺めてみれば、いろいろ分かることがあるーー年4回の機関誌に山便りとして綴った文章を中心に、ナチュラリストの家での日々を記した「みちのく朝日連峰山だより」第三弾。
[目次]
まえがき
第一章 山に暮らして
第二章 ブナの森から
第三章 山の中の一軒宿
あとがき
著者略歴
[担当からのコメント]
本書を読むと、大自然の中で培われる経験や視点は、社会人として生きていくうえでも欠かせないものであるということがひしひしと感じられます。日頃からキャンプや山登りを楽しむ人にこそ、その景色や空気を味わうだけでなく、生きる糧として自然を見つめるきっかけを与えてくれる本書を読んでいただけると嬉しいです。
[著者略歴]
西澤信雄(にしざわ・のぶお)
一九四八年〜二〇二三年。
滋賀県大津市に生まれる。膳所高校をへて愛媛大学を卒業後、一九七五年から朝日鉱泉ナチュラリストの家に入る。『みちのく朝日連峰山だより』正・続、『朝日連峰の狩人』(いずれも山と溪谷社)、『空気ものがたり』(無明舎出版)の著書がある。
朝日鉱泉ナチュラリストの家代表
日本ナチュラリスト協会会員
環境庁自然公園指導員
秋田営林局保全管理協力員
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