「日本百名山」の詩──深田久弥の文学を写真とドイツ語対訳で味わう
(著) 深田勝弥
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―あの名作を、詩歌から愉しむ―
深田久弥の『日本百名山』は、独特の感性と魅力的な文体で多くの人を山へと誘った日本の登山文学における不朽の名作である。本書は同氏を伯父に持つ著者が、このあまりにも知られた名作の中から詩歌に関する記述を抜粋し、山の写真とドイツ語対訳を付して、すこし趣の異なる楽しみ方をご紹介するものである。口ずさんで詩歌を味わうもよし、山行のお供にするもよし、深田久弥の文学世界を堪能できる一書として全ての愛好家にお薦めする。
[目次]
3 はしがき
4 阿寒岳
5 大雪山
13 岩手山
14 早池峰
15 鳥海山
16 月山
17 朝日岳
18 蔵王山
21 安達太良山
22 磐梯山
24 那須岳
25 魚沼駒ヶ岳
28 燧岳
43 浅間山
44 筑波山
47 鹿島槍岳
48 剣岳(49 立山)
59 乗鞍岳
61 美ヶ原
63 蓼科山
64 八ヶ岳
71 丹沢山
72 富士山
76 恵那山
77 甲斐駒ヶ岳
80 北岳
89 伊吹山
94 石鎚山
95 九重山
97 阿蘇山
98 霧島山
114 あとがき
[担当からのコメント]
非常に詩的な文体に溶け込んでいるために気づきにくいですが、こうしてみると『日本百名山』には多くの詩歌が紹介されています。山が詩人を呼ぶのか、深田久弥の詩情が豊かなのか、きっとそのどちらもが相まって同書の魅力となっているのでしょう。本書ではその魅力の一端をドイツ語対訳と共にお楽しみいただけます。ぜひご一読ください。
[著者略歴]
昭和12年生まれ・石川県出身
(株)電気化学工業勤務 平成11年退職
著書『かまくらはいく』『榛東悠々』(冬花社刊)
[Lebenslauf]
Geburt 1937 Herkunft aus der Präfektur Ishikawa.
Dienst Ingenieur bei der Elektrochemieindustrie GmbH.
Rücktritt 1999.
Herausgabe
“Kamakurahaiku”
“Das Behagen im Dorf Shintoh”vom Verlag Tohka GmbH
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