神は人類が考えた想像:「天国」や「地獄」は、「霊」や「精霊」は、死後の世界は存在するのか

(著) 群一考

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作品詳細

[商品について]
―無神論の時代を生きる私たちにとって、神とは何なのか―
神は実在するのか、天国や地獄はあるのか、霊や精霊はいるのか、死後の世界はあるのかといった少なからず誰もが抱く謎は、これまで信仰や神秘の中で語られることが多かった。ではそうしたものに半信半疑の人はどのように考えれば良いのか、本書はそうした視点からこの「謎」に答えようとするものである。生命の起源、人と文明の歴史、人間社会と人の心など、様々な角度から科学的かつ現代的に考えながら「神とは何か」「人間とは何か」について迫っていく現代人必読の書。

[目次]
はじめに
第1章 童話「はだかの王様」が語ること ~群衆の中の、子どもの化身になって
1 アンデルセン童話「はだかの王様」〜群衆の中の子どものアバターになって
2 赤っ恥をかいた王様と家来や民衆は、その後どうしたの?
3 人間の脳は嘘も言うし、いとも簡単に騙される
4 残念ながら、現代社会でも
第2章「神」は実在するのか ~「神」の信仰は何時から始まったのか
1「神」は実在するのか
2 MY GOD! 一方では信仰をもたない人も
3 過酷な自然の中で人類は何に救いを求めたのか
4 祖先を敬うことと、死者との別れを偲ぶ心
第3章 自然の摂理 ~地球・生命の歴史と人類の起源
1 四六億年の地球の歴史〜「天地創造」の歴史
2 自然の摂理こそが「神」なのか
3 七〇〇万年の人類の歴史
4 四大文明の誕生から文明開化
第4章「人類の三つの革命」とAI・SNS革命の現代
1 約七万前に歴史を始動させた「認知革命」
2 約一万二〇〇〇年前から始まった「農業革命」
3 約五〇〇年前からの「科学革命」
4 AI・SNS革命の現代
第5章「神」は人類が考えだしたフィクション ~人間中心の視界で、万能の神を考え出したのか
1 神はどのように生み出されたのか
2「神」は人の心の中に宿る
3 神は、万能の神「理想像」の分身なのか
4 人類の新たな価値観と共存への道
第6章「天国」や「地獄」はあるのか ~「天国」は、死後の「楽園」を描いた「仮想空間」(バーチャルの世界)
1「夢」と現実との関係
2「八百万の神」と「アニミズム」
3「天国」や「地獄」は存在するのか
4「天国」は、死後の「楽園」を描いた「仮想空間」
5「地獄」も、いましめと恐怖心による「仮想空間」
第7章「霊」や「精霊」は存在するのか。そして「魂」は?
1「霊」と「精霊」は存在するのか、そして「魂」は?
2 霊や精霊は、幻覚や夢、妄想、そして恐怖や願望からはじまった?
3「占い」は、カウンセラー(心理療法師)的な役割か
第8章 死後の世界はあるのか
1 人は死と、どう向き合ってきたのか
2 死後の世界はあるのか
3 人間は生まれ変われるのか
4 地球外に生物はいるのか。UFOは?
第9章 多様な社会でどう向き合うか
1 改めて、人間って何なの?
2 神を考え出した人類はすごい
3 人類が、宗教的な考え方で生み出されたフィクションであり仮想空間
4「思考停止」にならないように
おわりに
追伸
参考文献・著者略歴

[担当からのコメント]
縁起を担いだり神頼みをしたりと、私たちは合理的な思考で生きているようでいて、その本質は昔とあまり変わっていないのかも知れません。それでも安易に不確実な存在を信じることができない私たちにとって、本書が思考のためのよいヒントとなれば幸いです。

[著者紹介]
群 一考(むれ いっこう)
人間の発達科学の一分野での著書はあるが、この分野では著書はないのでペンネームにした。

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