土方歳三 : 炎の生涯

(著) 広瀬るみ

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作品詳細

[商品について]
―我が齢(よわい) 凍る辺土に年送る―
近藤勇や沖田総司、松前藩を脱藩してきた永倉新八らとともに、多摩の一隅で稽古に明け暮れる日々を送っていた土方歳三。倒幕の謀略がうごめく京で攘夷と将軍の警護の任の募集を目にした歳三は、胸の奥にくすぶっていた感情を沸き立たせ、やがてそれは新撰組副長・土方歳を生みだしてゆく──短く壮絶な人生を疾風のごとく駆け抜けた土方歳三の生涯を、ひとりの人間としてのリアルな実像の中で描いた、新・土方歳三伝。

[目次]
第一章
多摩の剣士
新選組の誕生
池田屋騒動
壬生の鬼
第二章
動乱の予感
鳥羽伏見の戦い
永遠の別れ
傷心の日々
再 起
蝦夷に死す
参考文献
あとがき

[担当からのコメント]
土方歳三といえば、その非業の最後とあいまって幕末の人物の中でも屈指の人気を誇りますが、時とともに誇張され美化されていく前の等身大の土方歳三を描こうとしているのが本書です。これまでとは異なるイメージを、ぜひじっくりと楽しんでいただければ嬉しく思います。

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