星の原の少女さよ―天にとどく村のふしぎな日々
(著) 飯田まさみ
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[商品について]
―さよの家は村のいちばん高いところ―
自然がいっぱいの清谷村にくらすさよ。いつものように、なおみと学校に行く途中わんぱく者のたけしに出会う。そのたけしから「今日は鬼が学校にくるかもしれんのんぞ」と聞いてーー。一度生き返ったおばあさんや忘れ物を探す奥さんに消えたせいちゃん、ふしぎな人、ふしぎな出来事に囲まれながらも、小学三年生から六年生と成長していくさよたちの姿に元気がもらえる一冊です。
[目次]
あの世にいってきた、おばあさん
白い手のあさ子さん
池に沈んだ奥さん
芝居好きのひでさん
消えたせいちゃん
メジロを飼うてるさん
雪の日のたけちゃん
あとがき
〈著者紹介〉
[担当からのコメント]
大人になっても童話を読みたくなる瞬間ってあると思います。舞台は、どこか懐かしい田舎の村。読んでいるだけで澄んだ空気に包まれているようです。大人の視点だと、考えさせられる部分もありますが、大自然の中で過ごす子ども達の無邪気な姿に癒やされます。本書があなたの疲れを拭う一冊となれば幸いです。
[著者紹介]
飯田まさみ(正美)
1944年愛知県生まれ。福岡女子大学卒業。九州大学大学院修士課程修了。筑紫女学園大学名誉教授。著書に『風景の中のヨーロッパ』、『闇の国のヒロインたち―イギリスの昔話と伝説』(第9回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞)、『イギリス伝説紀行―巨人、魔女、妖精たち』、『ペストの村にヒースの花咲く』など。
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