儂は床屋の衛生兵 戦争を語り、記録する【漫画付き】
(著) 青木良郎
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[商品について]
―あの戦地の記憶が、コミックと文章でよみがえる―
昭和18年8月、大東亜戦争時に支那に出征した北原昭好氏、彼は刃物も扱う床屋の免許をもっていたため衛兵士として軍に所属するとこになる。上官の髭も剃った、親友の髭も、そして死んでいった兵士たちの・・・本書は、北原昭好氏の志那での体験談、を著者が正確に記録し綴った物語です。昭和18年の出征から終戦までを語った貴重な戦争史。親友もできた、信頼できる上官もいた、少しではあったが楽しいこともあった、戦況は不利には思えたが、日本は戦争に勝てるものだと思っていた。そして訪れる昭和20年8月15日・・・戦争体験を直接聞ける機会が少なくなった昨今で、戦中での日常や生活を読むことができる、貴重な1冊です。
(本作品は、『儂は床屋の衛生兵: 戦争を語り、記録する(22世紀アート)Kindle版』の一部をコミック化したものです)
[目次]
第一部 北原好昭
出征
装具の手入れ
床屋
親友
衛生兵
軍隊は飯の数 古兵
大谷木上等兵
自殺
ぼっさり章
斥候
友討
軍隊は泥棒の養成所
命の恩人
入営 除隊
階級と襟章
軍隊は学歴社会
度胸試し
武器と戦闘
休日 娯楽
憲兵 沢
支那人と暮らし
支那各地
スイヤチン
敗戦の足音
敗戦
引揚げ
第二部 跋
[担当からのコメント]
戦後70年が過ぎ、戦争を体験した方々も少なくなりつつあります。まして戦場に出兵した経験を持つ方など特にだと思います。経験などしない方がよい戦争ですが、戦争を経験した人にしか知らない悲惨な事実があります。今後私達そして未来を生きる人たちは、二度と戦争という悲劇を起こしてはいけないのです。そのために本書のような戦争の経験談は語り継がなくてはならないと思います。本書を読み、語り継ぐことの大切さを感じていただければ幸いです。
[著者紹介]
青木 良郎(あおき・よしお)
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