余滴のきらり──小児科医師のやっぱり気になるエッセイ
(著) 平井誠一
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―雑感、それは記憶と言葉の旅―
返礼品のイチゴ「古都華」を食べながらふるさと納税の返礼品競争をあれこれ思い、アメリカの人気モデルが芸者スタイルで撮影した写真を「文化の盗用」と批判することに驚きながらも改めて文化について考え、助詞の「へ」として使われる「江」や料理屋のメニューで見かける「舌代」など言葉の謎が氷解して知る喜びを味わうーー小児科医として忙しい診療の日々を過ごしながら、世のこと人のことを徒然に綴った味わい深いエッセイ集。
[目次]
余滴のきらり 第一章
旧上野市庁舎と坂倉準三 保育園健診の途中に
コロナワクチン接種とニューノーマル
伐採、ケヤキの大木
古都華とR‐1
平成の終わりに デジタル変革の事など
文化の盗用(Cultural appropriation)
漆喰塗り
医療費助成の拡充と順番
代車でGO、明日香へ
私の散歩道
どうなってるんだ、東芝、
すみれアナウンサー
余滴のきらり 第二章
言語生活2016 「生前退位」
言語生活2016 「意育」について
言語生活2017 知るを喜ぶ
言語生活2018 チャレンジド、詭道、海道
言語生活2018 フレイル、ハゲタカジャーナル
言語生活2019 コンピテンシー、ラウンドアバウト、など、
言語生活2019 かかずらう、などなど
言語生活2019 アスリートの言葉
言語生活2020 マウント、学習症など、
言語生活2021 =道険笑歩、土地鑑、足掻く=
WEB日誌から
あとがき
◆著者紹介
[担当からのコメント]
思いもかけない発見があったり気づきがあったりするのもエッセイを読む楽しみの一つですが、本書にもそんな楽しみが随所にちりばめられています。また気になるタイトルから読めるのもエッセイの良いところです。気の向くまま、興の向くまま、お楽しみいただければ嬉しく思います。
[著者略歴]
平井誠一(ひらいせいいち)
1952年 三重県上野市喰代に生まれる
1971年 三重県立上野高等学校卒業
1977年 三重大学医学部卒
1981年 三重大学医学部大学院博士課程卒
1987年 上野総合市民病院小児科部長を辞しひらい小児科クリニック開業
著書:「オニヤンマと聴診器」2007年7月
「外来点描」2016年8月
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