続・隼人塚の歴史

(著) 藤浪三千尋

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作品詳細

[商品について]
―隼人塚の歴史は、地域を越えて日本の歴史へとつながっていく―
平成7年度から平成9年度にかけて行われた発掘調査は、隼人塚石像について新たな事実や発見をもたらした。また平成11年から平成12年にかけて行われた修復事業によって三基の五重石塔と四天王石像が復元され、これによりこれまで疑問視されていたいくつかの問題点が解決をみることとなった。ーー前著『知れば知るほど面白い「隼人塚」史跡』以降のこれらの発掘・研究の成果を踏まえ、隼人塚の造立の目的や建立の年代など前著を補完・修正し、放生会とのつながり等の新たな考察を加えまとめた続・隼人塚の歴史。

[目次]
石造文化財としての隼人塚―発掘調査による成果と新しい隼人塚の見方―
隼人塚四天王石像について
隼人塚石塔初層軸部の孔について
隼人塚石塔と四天王像との関係の研究―四方配置の考察―
正八幡宮放生会(浜下(はまくだ)り)と隼人塚との関係の考察
隼人塚石塔四方仏の研究
〈著者紹介〉

[担当からのコメント]
もの言わぬ石造物がささやく声に耳を澄ます。端から見ると何をしているか分からないそんな営為の中には、歴史を読み解いていくという知的興奮を喚起する楽しさがあります。前著と併せてぜひ隼人塚の歴史の妙味を味わっていただければ嬉しく思います。

[著者紹介]
藤浪 三千尋
1947年、鹿児島県隼人町に生まれる。
1981年、隼人町立歴史民俗資料館に文化財保護指導員として勤務。
昭和59年、隼人町教育委員会に勤務。
平成10年度から11年度まで国指定史跡隼人塚の修復を担当。
平成20年退職。
南九州古石塔研究会理事、隼人町史談会会長

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