絹の夢、遥かなり──小栗上野介埋蔵金秘録
(著) 八木一章
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―そして仙人は埋蔵金と共に霞の中に消えた―
明治政府に招かれた渋沢栄一がわずか二年で富岡製糸場を開業したその裏には、何があったのか。明治の初め頃に赤城山の奥に住み着いた不思議な浪人たちの話として赤城村に伝わる埋蔵金伝説の真相は、いかなるものであったのか。それらを繋ぐ糸として浮上する幕末の勘定奉行・小栗上野介の知られざる物語を、小栗日記をはじめとする史料と想像力で紡いだ歴史小説。
[目次]
まえがき
小栗上野介の埋蔵金の謎
あとがき
著者略歴
[担当からのコメント]
埋蔵金にはロマンがありますが、歴史にも埋もれた真実を掘り起こすというロマンがあります。そんなふたつのロマンを味わえる本書、時代の狭間で揺れ動いた人々の物語をどうぞごゆっくりお楽しみください。
[著者略歴]
八木一章(やぎ・かずあき)
昭和6年2月27日 佐波郡上陽村生まれ
昭和24年3月 勢多農林高等学校卒業、農業に従事、法政大学経済学部(通信教育部)入学
昭和28年9月 法政大学経済学部経済学科(通信教育部)卒業、経済学士
昭和35年3月 第4回全国蚕業青年体験発表大会第一位
昭和45年〜50年 上陽村農業協同組合組合長、専務
昭和50年〜53年 上陽村農協理事、合併により玉村町農協理事
昭和51年~平成5年 赤城酪農業協同組合連合会理事(昭和59年~平成2年 常務、専務、常勤副会長)、(平成2年〜5年 非常勤副会長)
昭和62年~平成2年 群馬県牛乳販売農業協同組合連合会監事、 代表監事
平成2年〜5年 群馬県牛乳販売農業協同組合連合会専務理事
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