雑賀孫一と信長
(著) 森下和彦
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[商品について]
―時代の潮がみちたとき、彼らは何処へ行くのか―
天文12年に種子島にはじめて持ち込まれたと言われる鉄砲は、時流にのって根来にも伝わり、根来・雑賀・堺の地は全国に先駆けていち早く鉄砲の生産地となった。そして今、鉄砲に魅せられ運命の出会いを果たした二人の若者が、ここにいる。ひとりはいずれ雑賀衆を束ねる鈴木一族の頭領、ひとりは尾張の実力者である織田信秀の嫡男、後に雑賀孫一と織田信長として戦国の世を駆け抜けるふたりの物語が、幕を開けるーー豊かな想像力と綿密な時代考証で、群雄割拠する時代の若者たちの運命を重厚な筆致で描いた戦国歴史小説。
[目次]
第Ⅰ章 きのくに 雑賀の里
第Ⅱ章 織田信長との出会い
第Ⅲ章 孫介の恋
第Ⅳ章 孫一の活躍が始まる
第Ⅴ章 信長の上洛と堺の制圧
第Ⅵ章 雑賀衆の石山合戦参加
第Ⅶ章 雑賀川の攻防
第Ⅷ章 本願寺と信長の講和
第Ⅸ章 故郷に帰った孫一
[担当からのコメント]
日本の歴史の中でも屈指の人気を誇る戦国時代でも、本書に登場するふたりはそれぞれ異彩を放っています。雑賀孫一について独自の視点で描かれた本物語を、ぜひじっくりとお楽しみいただければ嬉しく思います。
[著者略歴]
森下和彦(もりしたかずひこ)
和歌山県海草郡紀美野町で育つ
大阪市で出版社勤務 松原市在住
著 書
『故郷(ふるさと)きのくに神野の里』(Amazonで発売)
(歴史の情景の中の日本と、山村の生活)
22世紀アートより出版(デジタル書籍のみ)
『小説 高野騒動』(高野山寺領の強訴)(Amazonで発売)
Kindle版(電子書籍)
オンデマンド版(ペーパー書籍)
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