数学を理解したければ分数をやりなさい――中学・高校の数学につなげるための分数入門
(著) 新堀孝志
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――分母と分子を入れ替えた分数の名前として正しいのは、次のどれでしょうか。
1.逆数、2.真分数、3.仮分数
正解は本書「第7章 わり算」をご覧ください。
小学校で習う分数はじつは数学の基本ともいえる概念であり、その後の数学の学習にとても大切となる分野です。しかし生徒たちの多くは分数をただしく理解しないまま進級し、やがて中学や高校で成績が伸び悩むことになります。本書は、こうした問題意識のもと、これから数学を学ぶために最低限知っておくべき分数の知識を、分かりやすく丁寧に解説した分数の教科書です。中学・高校の授業の副読本として、大人のための再入門書として、お薦めの一書。
[目次]
はしがき
第1章 分数
第2章 分数の種類
第3章 分数の性質
第4章 たし算
第5章 ひき算
第6章 かけ算
第7章 わり算
解答
附録
[担当からのコメント]
足し算や引き算に比べると分数はどこか抽象的で難しい、子どもの頃にそんな思いをもった方も少なくないかもしれませんが、そう思う原因の1つは授業の中で納得できる形で理解できなかったことになるのではないかと改めて思います。分数が数学の基礎というのも、本書を読むと納得できます。ぜひご一読ください。
[著者略歴]
新堀 孝志(しんほり たかし)
1952年生まれ
東京理科大学理学部物理学科卒業
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