岡山の蝶:マクロの目でみるチョウの世界 生態写真集【電子書籍版】
(著) 難波通孝
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[商品について]
―多くのリスクをのりこえて、命をつないでいる。そんな蝶の生活史―
日ごろ何気なく目にしている蝶にはさまざまな種類がいて、食べ物も違えば生息環境や発生の時期も違っています。そして彼らはそれぞれの形で生まれ、私たちの目に見えないところで厳しい冬を越して生きています。本書は、そんな蝶の魅力に惹かれ、特に岡山県を代表する中国地方の特産種ウスイロヒョウモンモドキに強い関心を持つ著者が、岡山県内で見られる蝶について、その生態という視点から撮影した写真291枚に解説をつけてまとめた生態観察記録です。
[目次]
序
まえがき
Ⅰ 主な種の生息環境
Ⅱ ウスイロヒョウモンモドキの一生
〈一生の概要〉
1 生息地の環境
2 幼虫の成育
3 蛹化の場所
4 羽化前兆
5 成虫
6 卵
7 孵化
8 幼虫の巣
9 越冬
10 天敵
Ⅲ 生態別写真
1 卵
2 幼虫
3 前蛹
4 蛹化
5 蛹
6 羽化
7 配偶行動
8 産卵
9 休息
10 訪花
11 吸水と樹液吸汁
12 日光浴
13 なわばり行動
14 睡眠
15 保護と警戒
16 越冬
17 天敵
写真解説
生態観察と写真撮影のすすめ
岡山県で記録された蝶のリスト
あとがき
著者略歴
[担当からのコメント]
蝶というと優雅なイメージがありますが、みんな厳しい自然を必死に生きているんだなと改めて思います。水を飲んだり日向ぼっこをしたり眠ったり、普段あまり見ることのない姿を見られる本書、観察記録としても観察ガイドとしてもお薦めの一書です。ぜひご一読ください。
[著者略歴]
難波通孝(なんば みちたか)
1946年3月1日岡山市に生まれる。
高校時代から蝶に興味をもち,銀行勤務を経て,現在は,損害保険の代理店を経営するかたわら,岡山県内において蝶の生態観察を続け,その生態を写真に撮りつづけている。この間に,「ベニモンカラスシジミ吉備高原新亜種の分布と生活史」「岡山県のイシガケチョウについて」「岡山県のナガサキアゲハについて」などを倉敷昆虫同好会会報の“すずむし”に投稿し,ベニモンカラスシジミの一新亜種を日本鱗翅学会会報の“蝶と蛾”に白水隆博士と発表した。
日本鱗翅学会会員
倉敷昆虫同好会会員
広島虫の会会員
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