「愛」あふれる ふれ合いーー「心学校」相愛日記

(著) 菅原俊軌

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作品詳細

[商品について]
―相愛とは、まずこちらが愛を示すこと―
明治21年に北御堂の境内地の一部で相愛女学校として始まって以来100年以上の歴史を持つ相愛学園は、仏教の心を中心とした愛の学園として今も多くの在校生・保護者・卒業生に親しまれています。
本書は、その相愛学園で校長や理事長、学園長などを務めた著者が、「心学校」としてホームページ上で書き綴っていた小文を書籍としてまとめたものです。
相愛学園の日常から歴史の古い音楽教育、そして「ドラエモン(ドラえもんではない)」と呼ばれる著者の教育への想いまで、「愛」の心が詰まった教育エッセイ集。

[目次]
忙しい夏休み
高校新体操部は国体出場へ
恩返しをした円山応挙
美しい言葉づかいを
「中流意識」ははじけぬか
「相愛インターアクトクラブ」の設立
和やかに開催された「乙女祭」
九人制バレーに八人で勝つ
豚の尻尾をつかんで走った?
在校生のお父さんとの交流
友人、家族、先生は「夢」の鏡
三会合同の「本山参拝」
体内時計は二十五時間制ですよ
自学自習が本校の教育目標
「てるてる家族」の三姉妹も相愛中学
ルーズソックスは水虫菌の巣
「たつた揚げ」に挑戦してみては
ピグマリオン効果
お酒ならぬ奈良の「白鹿」
奈良人の早起きは鹿に関係が?
HPに「応接室」を新設
塾対象入試説明会は盛況だった
音楽教育の歴史も長い相愛学園
週五日制導入への対応に悩む
何十年ぶりかに鬼ごっこをした
今日は中学入試保護者説明会
輝け、相愛のホープ
美しい言葉、心、仕草を
生徒と一緒に英語・古典を学ぶ
「砂の器」に縁のある私
書きすぎでネタ不足に
南港キャンパスで大学祭
会場にも入れなかった国体新体操
小米朝さんも相愛の子
大阪府はお西の寺院数で全国一
「応接室」が出来た
「人格」と「性格」と「性癖」のこと
相愛とは、愛を示すことから
阪神タイガース優勝パレードの日
レンタルサーバー利用に切り換え
御堂筋に雨はふさわしい?
和服を着たが足袋を忘れて
紋付き袴姿の出迎えに驚く生徒達
「劇団乙女」の演技に涙ボロボロ
記憶力は脳の訓練で発達する
教育への投資とは?
相愛は心学校
「恥」がもたらす倫理性
中二英語暗唱大会のこと
静かに歴史を物語る秋篠寺
信じるに値する自分になろう
よくなついてくれた
地元高槻の中学校を表敬訪問
異常現象かな、この暖かさは
輝くソリストの集い2003
スノータイヤをつける
夢を大切に見守る
45度の角度が一番美しい「合掌」
東西両本願寺で異なる御満座の日
希望者海外研修に同行
デジタルテレビ放送
釈迦族は殺生を避ける
生徒の顔を見ない一日は寂しい
乙女コンサートにご来聴を
東京の娘たちの所に泊まってきた
上京の機会にラグビー観戦も
盛道会での校長法話から
「おしん」と「イラク戦争」
命のはかなさに差はない
相愛乙女コンサートプログラム
復讐が正当化されて良いのか?
元旦礼拝においで下さい
家庭学習で「通学ライト」に
校長寄付の靴べらが威力発揮
象のつぶらな眼から流れた涙
象さんの引っ越し
学園長(理事長)に任命されて
今日は大逮夜(おおたいや)の日
見えなくても尊いものがある
阪神淡路大震災の記憶
巣立つ卒業生
声がガラガラ
大阪の乾燥した冷たい風
大雪の金沢を思い出して
三会(「敬愛会」「育友会」「後援会」)合同新年会
相愛同窓会HP 十万ヒット
不思議なご縁で高校長に
南港キャンパスレポート
卒業生の講演と一人芝居
生徒の投稿が朝日新聞に掲載
戒名と法名の違いについて
母子ファミリーと続く相愛同窓生
幼稚園での節分の思い出
修学旅行以来の法隆寺へ
朝日新聞投稿文
音楽科への応募が増える
九條武子さま如月忌
母の愛は近視眼、父の愛は遠視眼
黒靴下プレゼントに書き込みあり
併願受験者への言葉から
初めての卒業生を送り出す
ものの読み方にこだわらない
大谷本廟へ過去帳納めに
メッセージから
「トマトの力」と「アミールS」
使い捨てが当たり前でよいのか?
集中力・忍耐力・持続力
本山参拝と帰敬式へバス八台
なれない畳に正座した生徒達
歴史の格の違いを感じる
インターネットでの情報受発信
子どもの名前に「願い」を込めて
トロンボーンの音色を堪能
今年の中三は大部分が相愛高校へ
卒業式の朝、恩師に電話
すべての歌がよく歌えた
自律した女性となって下さい
広報室を新設しました
今日から相愛同窓会のHPにリンク
母校鹿児島玉龍高校を訪問して
自宅のパソコンにウイルスが侵入
大阪国際ビル31階からの眺望
歓送迎会での交流
コンピューターの不調にうろうろ
私のニックネームは「ドラエモン」
中学の卒業式を終えて
親友に贈る「六甲おろし」
ガンに冒された親友
うっかり屋の買い物
自分のテルテル坊主を信じて
クラス会を毎年開いて下さい
芥子の種探し
悲しみは続いたが……
心学校に「登校」してくれる生徒
ドラエモンの英国日記
ドラエモンの豪州日記
ドラエモンの信州日記
相愛高等学校第56回卒業証書授与式式辞
相愛中学校第57回卒業証書授与式式辞
相愛女子短期大学・相愛大学卒業式祝辞
あとがき
《著者略歴》

[担当からのコメント]
相愛学園の保護者の方には卒業生も多いそうで、本書を読んでいるとそれも納得できます。
美徳という言葉が廃れてきている昨今ですが、この学園には今も生きた言葉として残っていることが嬉しくなります。
日本人らしい心を見つめ直すという点でもご活用いただける本書、ぜひご一読ください。

[著者略歴]
菅原俊軌(すがはら・としき)

1948年島根県に生まれる。
鹿児島玉龍高校卒業、早稲田大学教育学部卒業、龍谷大学大学院修了。
築地本願寺から本山(西本願寺)を経て石川教区教務所長・本願寺金沢別院輪番・藤蔭幼稚園長を経歴。
1993年から宗門関係校である尾山台高等学校長・藤花幼稚園長。2003年から相愛高等学校長・相愛中学校長、2004年から相愛学園理事長・学園長として校長を兼務した。

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