浜茶屋日記:田舎へ移住後、晴耕雨読の日々を綴る

(著) 山浦愚草

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作品詳細

[商品について]
―人生を、「良し」と言えるようになりたい―
フォークの女王・ジョーン・バエズの美しい歌声に、ギターを弾きながら歌えるようになりたいと思った中学の夏。学生時代にはまり卒論のテーマにもし、自分の人生に最も影響を与えた哲学者・ニーチェのこと。今日の曜日を訊くためだけに、急な坂を登り訪ねてくるすず婆さんの元気な声ーー飯山の山奥に隠棲した私は、今日も目が覚めてはギターを弾き、時をさかのぼるようにエッセイを書き、お金を貯めてヨーロッパを巡り、海へのあこがれから自転車と列車で海辺の旅に出る。教職ののち山に移住し、農業と音楽と文学な日々を過ごす著者の、スローでクリエイティブなエッセイ集。

[目次]
著者紹介
電子書籍としての出版にあたり
はじめに
[エッセイ]
ジョーン・バエズ
ニーチェ
沈香
四つの風呂
千曲川下り
ドイツ語とフランス語
すず婆さんが来た
苗半作
浜茶屋日記
朝の浜辺で
西欧ぷらぷら記
雪の裏山に登る
耕耘機(こううんき)の音
フランスと日本
万物の原理(アルケ)・・・水
大雪
開墾
稲刈りを前に
米収穫期雑話
山男海辺を旅する
還暦 ―私と哲学―
雪が降る日に
キーネーシスとエネルゲイア
日記
スキー
入院、その後
[アフォーリズム]
あとがき

[担当からのコメント]
人生色々あるけれど、せっかく生まれたのなら楽しく生きていきたい。本書を読んでいると、ふとそんなことを思います。理性とユーモアの程よく効いた文体で綴られる日々は、エッセイの魅力を存分に伝えてくれます。一日の終わりにちょっとひと息、そんな時間にぴったりの本書。ぜひご一読ください。

[著者紹介]
山浦愚草(やまうら ぐそう)
本名一雄。1956年(昭和31年)長野県北佐久郡北御牧村(現東御市)生まれ。信州大学卒業後30年近く長野県内小中学校勤務。2009年10月飯山市に移住。米作りの傍らエッセイやギターの弾き語り曲を作る。自称世捨て人。

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