山頭火に旅するー句碑拓本紀行
(著) 都谷森孝子
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―この旅は、出かける毎にいろいろな宝物をくれる―
「奥の細道」採拓の旅を終えた著者は、その2年後の1996年、今度は山頭火をテーマに再び採拓の旅に出る。山口県から宮崎県まで山頭火の足跡をめぐり、夫婦二人三脚のかけがえのない時間と、山頭火を愛する人々との出会いを楽しみながらーー前著「おくの細道」に続き、8年にわたる採拓の旅を収めたシリーズ第2弾。
[目次]
山頭火を拓る 富永鳩山
私の山頭火 坂本福治
凡 例
山口県
宮城県
山形県
東京都
新潟県
長野県
愛知県
兵庫県
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
あとがき 都谷森孝子
句碑採拓道中抜粋アルバム
著者略歴
[担当からのコメント]
型にはまらない自由な句で今も多くの人に愛される種田山頭火。本書は拓本を通じて、そんな山頭火の風景を旅した紀行文としてもお楽しみいただける作品になっています。山頭火の放浪を夫婦愛が追ってたどる、そんな素敵な旅をぜひお楽しみください。
[著者略歴]
都谷森 孝子(とやもり たかこ)
1940年 青森県西津軽郡鰺ヶ沢町で誕生
1961年 青森県下北郡川内町立宿野部中学校に赴任
1978年 「拓本」にめぐり会い、採拓(拓本を採る)の旅が始まる
1983年~1994年 芭蕉の「奥の細道」をめぐり、採拓する
1988年 青森県むつ市立むつ中学校を最後に教職から退く
1989年 「拓本と写真で見る奥の細道」展――芭蕉「奥の細道紀行300年記念」――(下北文化会館)
1989年~2002年 「ウィークしもきた(ローカル紙)」に文学碑拓本と紀行文掲載――(奥の細道・下北・津軽・北海道の文学碑)
1993年~1997年 表装講座受講
1994年 「拓本と写真で見る奥の細道」展――芭蕉「生誕350年記念」――(下北文化会館)
1996年~2001年、2007年~2008年 「種田山頭火の句碑」をめぐり、採拓する
2000年 「拓本と写真で見る奥の細道」展――(青森県教育会館)
2002年~2017年 「ウィークしもきた」に種田山頭火の拓本と紀行文掲載継続中
2003年 「拓本と写真でたどる種田山頭火の世界」展――(下北文化会館)
2006年 「奥の細道文学碑 採拓探訪」拓本集発行――(大阪きずな拓友会との共編)
2015年 「おくの細道拓本紀行」発行
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