院長のひとりごと No.4 ~生きる幸せエッセイ~
(著) 土井章弘
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―医師として、人間として、患者と向き合いたい―
何よりも患者を第一に考える医師の理想像としての「赤ひげ」先生と仁術から算術に変化しつつある現代医療の狭間で思うこと、我が家の庭に生える様々な雑草の可憐な姿と絵本作家や詩人の言葉に思う「いのち」というもの、少子高齢化社会を迎え地域包括ケアシステムの実現が急がれる中で特に大事になってくる「生命のきずな」への想いーー岡山旭東病院院長として人間尊重の経営と癒しの文化の醸成を目指して様々な挑戦をしてきた著者が、2017年から2020年にかけて綴ったエッセイをまとめた随想集。
[目次]
第4号の発刊にあたって
二〇一七年
二〇一八年
二〇一九年
二〇二〇年
あとがき
著者紹介
[担当からのコメント]
体の調子が悪くなったら病院に行って診てもらう、そんな当たり前の裏には当然ですが多くの医師の努力があります。本書を読んでいると、そんな「当たり前」がいかに幸せなことかをしみじみと感じさせられます。ぜひご一読ください。
[著者紹介]
土井 章弘
一九三九年十一月十二日生まれ。長田村立長田小学校二年で転校、一九四九年岡山市深柢小学校卒業、一九五五年岡山市立丸之内中学校卒業、一九五八年岡山県立朝日高等学校卒業、一九六五年鳥取大学医学部を卒業し、一九六六年岡山大学附属病院にてインターン終了、一九九六年岡山大学脳神経外科に入局。一九六七年から一九六八年まで高知県立中央病院にて外科・脳外科の研修。帰局後、一九七〇年から一九七二年まで米国留学(ペンシルバニア大学・ブロードストリート病院)、一九七四年岡山大学医学博士号取得、一九七三年に岡山国立病院に勤務。一九七五年三月から一九八七年まで、香川県立中央病院脳神経外科主任部長として勤務。同時に、岡山大学医学部非常勤講師、香川大学医学部の非常勤講師を務める。一九八八年に、財団法人操風会 岡山旭東病院院長に就任。脳・神経・運動器疾患の総合的専門病院に向けて理念経営を目指す。人間尊重の経営を中小企業家同友会で学び、全職員が参加する経営指針書を根幹としたマネージメント経営を行ってきた。また、病院に癒しの文化を目指して、医療とアートの融合を実践する。また、「愛や笑いやユーモア」を社会に広めるために「おかやまあかいはな道化教室」を開催してクラウン文化の必要性の啓蒙に努めている。その他、頭部外傷による脳損傷を防止する活動として交通事故防止支援の会の講演活動を行った。「脳の健康」などの講演活動も行っている。
日本脳神経外科専門医・日本脳卒中専門医、社団法人日本病院会名誉会員、岡山県中小企業家同友会常任相談役、岡山市日中友好協会会長、岡山市公園協会評議員、全日本軟式野球連盟会長
顧問:一般社団法人公私病院連盟顧問、岡山県病院協会顧問
第二回癒しの環境研究会全国大会(二〇〇一年)会長
第五十六回日本病院学会(二〇〇六年)会長
第四十一回日本診療情報管理学会学術大会(二〇一五年)会長
一九九六年岡山県救急医療功労表彰、二〇〇四年厚生労働大臣救急医療功労表彰、二〇一一年瑞宝双光章(保健衛生功労)を受章。二〇二二年 日本脳神経外科学会齋藤眞賞(地域功労賞)を受賞。
著書
「臨床MRI入門」 南江堂 監修 西本詮 編集 土井章弘他 一九九〇年
「岡山旭東病院の経営指針実践事例集」 経営書院発行 土井章弘監修 二〇〇五年
「ある中小企業家の運動」 著者 土井章弘・磨田俊司 サンコー印刷(株) 二〇一四年 など
「院長のひとりごと」 著者 土井章弘 西尾総合印刷(株) No.1 二〇一四年
No.2 二〇一四年
No.3 二〇一九年
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