時の画廊ー思い巡らす私の風景:溝井博彌画文集
(著) 溝井博彌
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[商品について]
―そこにあるのは失われた記憶か、時の中の残照か―
人々が行き交う街や駅、ソメイヨシノの大木、車窓から見える秋の収穫風景、旅先の海に沈んでいく夕陽ーー移りゆく季節や日常、時の中にあるささやかな煌めきの風景は、郷愁と記憶の世界へと観るものを誘う。音や風、香りまでも繊細に描いた計31の油絵作品に、自らの心象風景を綴ったエッセイを収めてまとめた珠玉の画文集。
[担当からのコメント]
絵を描くということが目の前を流れる時間や筆を走らせているその時を閉じこめるものであるとするなら、そうした「時」を感じる作品に出会えるのは、とても幸せなことです。本書に収められた作品にはどのような「時」が込められているでしょうか。ぜひ手に取ってご覧いただければ嬉しく思います。
〈作者プロフィール〉
溝井博彌
1932年 広島市に生まれる
1949年 旧制広島高校修
1953年 広島大学卒
同年 都市銀行入行
地方銀行役員、同顧問、企業社外監査役
1997年 横浜アートカレッジ(関内アートスクール)で山羽斌士画伯に油絵を習い始める
2005年 町田市民ホールギャラリーで個展開催
2006年 東京会館(丸の内)ギャラリーで個展(企画展)開催
2008年 創元展出展(5回連続)(国立新美術館)
2013年 画集『定年からの油絵修行そして妻へのレクイエム』発行
2017年 画文集『独居老人がゆく』発行
2020年 第一冊目画集電子ブック化
入賞他 TAMA・デ・アート展、全日本アートサロン絵画大賞展、サロン・デ・ボザール展、ILEC展他
元町田市美術協会会員
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