むぎせんのう咲く希望が丘で:復刻版
(著) 三輪真澄
Amazon作品詳細
[商品について]
―この学園歳時記は、ふしぎと笑顔がよく似合う―
イギリスの麦畑に自生している美しい花「むぎせんのう」の如く、子どもたちは爽やかに懸命に強く今を生きているーー。肢体不自由児施設である岐阜県立希望が丘学園に赴任し、豊かな環境の中で学ぶ子どもたちをスタッフと共に見守り続けてきた著者が、移り変わる季節の中で過ごした学園での日々を思い出深いエピソードとともに綴った2年間の記録。
[目次]
はじめに
花 平成八年春
希望が丘界隈(かいわい)
藤花とクレーン
梅雨
プール開き
秋
シレネ
長良川
枯葉
雪だるま
戻って来た山
ヘール・ボップ彗星
むぎせんのう日記(抄)
著者プロフィール
[担当からのコメント]
ノーマライゼーションという言葉は知られるようになってきていますが、それでも肢体不自由児施設についてはよく知らないという方も多いと思います。福祉や療育に関する専門書を読む前に、施設での暮らしや運営についてイメージを持つうえでも本書は参考になる内容となっています。国会図書館で発掘した書の復刻版です。ぜひご一読ください。
[著者プロフィール]
三輪 真澄(みわ ますみ)
昭和15年(1940)生まれ、岐阜県和良村出身。
名城大学卒業。
岐阜県職員行政職として多方面広範な分野で活動。
平成12年3月、希望が丘学園事務局長、県参事で退職。
関心事項:経済動向
趣味:家庭園芸、小物海釣り、随想執筆
新刊情報