我々は何者か どこから来て、どこへ行くのか
(著) 田邉一廣
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[商品について]
―ゴーギャンの絵は、現代の私たちに何を語るだろうか―
新型コロナウイルスが重症化して入院したものの、ワクチンが功を奏してか3週間ほどで回復し退院することができた「わたし」は、自分の書斎で静養しながら脳裡に浮かぶ様々なことに思いを巡らす。感染症の蔓延、繰り返される戦争の惨禍、いたる所に見られる社会の理不尽、そして我々は何もので何処へゆくのか、とーー。人の原罪、神の摂理、善と悪、そして科学と文明への思索がゴーギャンの名作に仮託して展開される理性と精神の哲学論。
[担当からのコメント]
人間という存在は何なのか、そんな疑問を持った覚えのある方も多いでしょう。そして今ほど、私たちの目の前にある現実にそんな疑問を抱くこともないかも知れません。その答えを探し求める旅へと読者を誘う本書、ぜひ手に取ってご覧いただければ嬉しく思います。
[著者略歴]
田邉一廣(たなべ かずひろ)
創作を志してから三十年ほどになります。この五、六年は戯作三昧の日々を送っております。
創作には汲みつくせぬ魅力があります。尊敬する小説家はドストエフスキーとトルストイです。
著書
『鎮魂の海』(2015 龍書房)
『カチューシャの哀しみ』(2017 龍書房)
『アンナ・カレーニナの愛を超えて』(2018 文芸社)
『幸福の絆』(2020 文芸社)
『ゴッホとゴーギャンに魅せられて』(2020 22世紀アート)
『小説 コロナ』(2020 22世紀アート)
『わたしのデカメロン:バラエティーに富んだ十日物語』(2021 22世紀アート)
『愛こそ命:トルストイの歩んだ生涯』(2021 22世紀アート)
『プーチンへの答え:戦争から平和への道へ』(2022 22世紀アート)
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