古文重要語の総まとめ
(著) 緒方惟章
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―「古文はきらいだ!!」と叫ぶ貴方のための古文入門―
古文は無味乾燥な異語ではなく、ましてや暗記科目でもない。そこにあるのは現代を生きる私たちと同じように喜び、悲しみ、悩み、そして生きた古の日本人の世界であり、その扉を開く鍵が古文である。本書は受験古文ではなく、本当の古典の世界の魅力を味わうために必須となる「古典語彙」を、語源から展開しながら生きた「言葉」として理解するために編まれた「もう一度古典を学びたい」方のための古語入門。
[目次]
*はしがき*
*本書の体裁*
出典・ジャンル略称一覧(五十音順)
古典の四季
春
夏
秋
冬
古典の一月
宮廷・院・官職
天皇
后妃
皇太子
院
官職
慣用句
著者略歴
[担当からのコメント]
古文といえば受験科目で大学受験のためだけに勉強したという方も多いでしょうが、古典の本当の魅力はその対極にあるのではないかと思います。言葉にならない慣習をはじめその時代にとって「当たり前」であったことを知らなければ、生きた古典の世界は見えてきません。語源から言葉の意味を探りながらそうした「当たり前」を学ぶことができる本書、ぜひご一読ください。
[著者略歴]
緒方 惟章(おがた これあき)
昭和16年1月 千葉市に生まれる。
昭和38年3月 國學院大學文学部文学科卒業。
昭和43年3月 國學院大學大学院博士課程日本文学専攻修了。
和洋女子大学人文学部日本文学科教授
和洋女子大学大学院人文科学研究科長
和洋女子大学文化資科館館長
所属学会 上代文学会(理事)・古事記学会・古代文学会・和歌文学会
主要著書「萬葉集作歌とその場 正篇―人麻呂攷序説」(桜楓社、昭和51年)、「萬葉集作歌とその湯 績
篇一人麻呂攷序説」(桜楓社、平成5年)、「古代のコスモロジー―日本文学の枠組み」(共著、おうふう、平成12年度)、「現代語で読む 歴史文学 古事記」(勉誠出版、平成16年)
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