ニューヨークシティ・マラソンを走る

(著) 石元英雄

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[商品について]
―マラソンも旅も、孤独だからこそ見えるものがある―
成田空港を午前11時に飛び発ち、12時間かけてニューヨークに到着。入国手続きを終えると、すぐにバスでマンハッタンにあるジェイコブ・ジャビッツ・コンベンション・センターへと向かう。そこでは、今回で第33回を迎える「ニューヨークシティマラソン」のゼッケンが交付される。そう、マラソンを走るようになってからというものずっと憧れていたニューヨークシティマラソン、その夢への第一歩がこれから始まるのだーー世界各国からランナーが訪れ1万人以上が走る世界有数の大会に56歳にして参加した著者は、春に解散した会社の従業員たちへの思いを胸に、11月の雲一つないニューヨークの空の下を走り抜ける。参加者がそれぞれお国自慢のいでたちで集う前夜祭「国際フレンドシップ・ラン」から大会後に巡るニューヨーク観光まで、海外遠征の魅力が詰まった5日間の挑戦記。

[目次]
はじめに
第1日(11月1日・金曜) 初めてのニューヨーク
マラソンのゼッケンを受け取る
ニューヨークの街を小散策
日本人と夕食をともにする
「日の丸」と「鎮魂の旗」
第2日(11月2日・土曜)午前 前日祭「国際フレンドシップ・ラン」
浴衣を着て参加
様々の国のランナーが国連本部広場に集合
98ヵ国から11067人が参加
アメリカの参加者たち
最高齢者
カラフルなフレンドシップ・ラン
第2日(11月2日・土曜)午後 ミッド・タウンを見る、留学生を訪ねる
ブレザーに着替え、再び街に出る
歩行者天国に出くわす
串刺しの肉を食べ、赤いマフラーを買う
メトロポリタン美術館に行くものの……
バスの終点で電話をしたが……
荷物を届け、すぐさま帰路に
マラソンの準備を終えたのは12時過ぎ
第3日(11月3日・日曜)その1 私のニューヨークシティ・マラソンが始まった
バスでスタート地点のスタテン島へ
号砲までの3時間
エクアドルの彼とアメリカの彼女
号砲が鳴り、ついにスタート
コースの概要
ヴェラザノ・ナロウズ・ブリッジを渡り、街中へ
ジャージを捨てる、ペースの目安をつかむ
旅行会社の人が待ち構えていた
25キロまでのラン、それは楽走だ
第3日(11月3日・日曜)その2 ゴールイン
再び大声援、その中を夢心地で走る
今、どのあたりを走っているのか
35キロ標示を見逃す
セントラルパーク沿いの道を行く
遠のく意識を救った「声」
フィニッシュ
完走パーティー
第4日(11月4日・月曜) 夜更けまで、マンハッタンを漂う
寝坊した朝、脚に痛み
女神像の島には降りず、移民博物館へ
9・11テロの世界貿易センタービル跡地に行く
移転中の近代美術館を覗く
「ナイト・ツアー」に行こう!
ひとり夕食になってしまった
ミュージカル「オペラ座の怪人」を観る
エンパイア・ステート・ビルに登る
第5日(11月5日・火曜) さよなら、ニューヨーク
セントラルパークを早朝ジョギング
大急ぎでシャワーを浴び、すまし顔で集合場所へ
ジャージを脱ぎ捨てることは「慈善」か
ニューヨークの治安
空港ロビーにて
アディオス! ニューヨーク
おわりに
著者プロフィール

[担当からのコメント]
ニューヨークは仕事や観光で訪れたことがあるという方も多いと思いますが、マラソン大会というイベントはニューヨークのまた違った一面を見せてくれます。海外の市民マラソン挑戦記としても旅行記としてもお楽しみいただける本書、ぜひご一読ください。

[著者プロフィール]
石元 英雄(いしもと ひでお)

1946年(昭和21)大阪市に生まれる
関西学院大学経済学部卒業後、アルナ工機(株)に入社
2001年に同社取締役経理部長
2002年、同社解散により清算人

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