山旅の愉しみーー登って、見て、食べて、浸かる:私のおちこちの山

(著) 髙橋義裕

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作品詳細

[商品について]
―百名山、そして愛しき山々たち―
「海に浮かぶ山」を意味するアイヌ語に由来し、サロベツ原野からの残雪を抱く姿が凛々しくも美しい利尻岳。津軽富士の別名を持ち、太宰治が「十二単衣の裾を、銀杏の葉をさかさに立てたようにぱらりとひらいて左右の均斉も正しく」と表現した本州最北端の名山・岩木山。秀麗な山容から出羽富士と呼ばれ、固有種チョウカイフスマをはじめ多様な高山植物に恵まれて花の百名山にも数えられる東北の名峰・鳥海山。二荒山神社の御神体として古くから信仰を集め、コニーデ状の優美な山容が美しい関東随一の霊峰・男体山。山域一帯が原生林に囲まれ、山岳宗教で「石土毘古神」が祀られていた石鎚山脈の主峰にして西日本の最高峰・石鎚山ーー50数年前に兄と登って山に魅せられ以来、日本各地の山々を巡り、定年後は「日本百名山」の完全踏破を終えた著者が、これまで書き留めた山旅の記録の中から記憶に残る忘れ得ぬ山々を選びまとめた山行記。

[目次]
1 利尻岳(1,721m)
2 羅臼岳(1,661m)
3 斜里岳(1,547m)
4 阿寒岳
5 大雪山(2,290m)
6 トムラウシ(2,141m)
7 十勝岳(2,077m)
8 幌尻岳(2,052m)
9 後方羊蹄山(1,898m)
10 岩木山(1,625m)
11 八甲田山(1,585m)
12 八幡平(1,613m)
13 岩手山(2,038m)
14 早池峰(早池峰山1,917m)
15 鳥海山(2,236m)
16 月山(1,984m)
17 朝日岳(1,870m)
18 蔵王山(1,841m)
19 飯豊山(2,128m)
20 吾妻山(2,035m)
21 安達太良山(1,700m)
22 磐梯山(1,819m)
23 会津駒ヶ岳(2,133m)
24 那須岳(1,917m)
25 魚沼駒ヶ岳(越後駒ヶ岳2,003m)
26 平ヶ岳(2,141m)
27 巻機山(1,967m)
28 燧岳(燧ヶ岳2,356m)
29 至仏山(2,228m)
30 谷川岳(1,963m)
31 雨飾山(1,963m)
32 苗場山(2,145m)
33 妙高山(2,454m)
34 火打山(2,462m)
35 高妻山(2,353m)
36 男体山(2,484m)
37 奥白根山(日光白根山2,578m)
38 皇海山(2,144m)
39 武尊山(2,158m)
40 赤城山(1,828m)
41 草津白根山(2,165m)
42 四阿山(2,354m)
43 浅間山(2,568m)
44 筑波山(876m)
45 両神山(1,723m)
46 雲取山(2,017m)
47 甲武信岳(2,475m)
48 金峰山(2,599m)
49 瑞牆山(2,230m)
50 大菩薩嶺(2,057m)
51 丹沢山(1,567m)
52 富士山(3,776m)
53 天城山(1,406m)
54 白馬岳(2,932m)
55、56 五竜岳(2,814m)、鹿島槍岳(2,889m)、爺ヶ岳(2,670m)
57 剱岳(2,999m)
58 立山(3,015m)
59 薬師岳(2,926m)
60 黒部五郎岳(2,840m)
61 水晶岳(黒岳2,986m)
62 鷲羽岳(2,924m)
63 槍ヶ岳(3,180m)
64 穂高岳(3,190m)
65 常念岳(2,857m)
66 笠ヶ岳(2,898m)
67 焼岳(2,455m)
68 乗鞍岳(3,026m)
69 御嶽(御嶽山 3,067m)
70 美ヶ原(2,034m)
71 霧ヶ峰(1,925m)
72 蓼科山(1,530m)
73 八ヶ岳
74 木曾駒ヶ岳(2,956m)、宝剣岳(2,931m)
75 空木岳(2,864m)
76 恵那山(2,191m)
77 甲斐駒ヶ岳(2,967m)
78 仙丈岳(仙丈ヶ岳3,033m)
79 鳳凰山
80 北岳(3,192m)
81 間ノ岳(3,189m)、農鳥岳(3,026m)
82 塩見岳(3,047m)
83 悪沢岳(3,141m)
84 赤石岳(3,120m)
85 聖岳(3,013m)
86 光岳(2,591m)
87 白山(2,702m)
88 荒島岳(1,523m)
89 伊吹山(1,377m)
90 大台ヶ原山(1,695m)
91 大峰山(1,915m)
92 大山(1,711m)
93 剣山(1,955m)
94 石鎚山(1,982m)
95 九重山
96 祖母山(1,756m)
97 阿蘇山(1,592m)
98 霧島山
99 開聞岳(922m)
100 宮之浦岳(1,935m)
101 大雪山縦走記
102 石狩岳(1,967m)
103 ニペソツ山(2,013m)
104 白神岳(1,232m)
105 森吉山(1,454m)
106 秋田駒ヶ岳(1,637m)
107 安家森(1,239m)
108 西岳(1,018m)
109 七時雨山(1,063m)
110 八幡平(1,613m)、もうせん峠(1,322m)
111 鞍掛山(897m)
112 姫神山(1,124m)
113 高倉山(1,408m)、三角山(1,418m)
114 箱ヶ森(866m)
115 太田薬師(408m)
116 和賀岳(1,440m)
117 東根山(928m)
118 焼石岳(1,548m)
119 能郷白山(1,617m)
120 由布岳(1,584m)
121 夏油温泉焼石岳
122 三ツ石山(1,466m)
123 由布岳(1,584m)ふたたび
あとがき
著者略歴

[担当からのコメント]
山に登るには労力が必要ですが、それでも尚、山に登らないで日々を過ごすことは勿体ないことだと思います。自然に恵まれ、四季に恵まれ、山に恵まれた日本の素晴らしさを感じさせてくれる本書、ぜひご一読ください。

[著者略歴]
髙橋義裕(たかはし よしひろ)

1938年 岩手県江刺郡愛宕村(現 奥州市江刺)生まれ。
1962年 宇都宮大学卒業。日本専売公社(現 JT)入社。盛岡・
    岡山・鹿児島の3研究機関にて葉たばこ研究に従事。
1999年 JT定年退職
趣 味 山野草栽培と野菜づくり、囲碁、年数回低山を彷徨。
盛岡市在住。

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