空を見ればあしたが見える : PTA会長は気象予報士さん
(著) 石井賢次
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―人生も、厄介ごとも、どうせなら楽しんだ方がいい―
針のむしろに座らされているような雰囲気の中でPTA副会長のポストを引き受けてしまった著者は、責務を全うできるのかという不安に駆られながら慣れない業務に奮闘する一方で、昔からの夢だった気象予報士試験に挑戦することを決意する。会長への昇格、新役員の選任、講演や様々な行事、そして合格率4%の難関試験と目まぐるしく過ごした日々は、仲間と出会い、自身の人生を大きく変える貴重な時間となったーーともすれば倦厭されがちなPTAを前向きに捉え、新たな挑戦を通じて人生の枠を広げていったPTA会長の奮闘記。
[目次]
プロローグ――祝辞
第一部 睦会との出会い
遅い春と長男の誕生
晴れて入学
副会長に選出される
評議員会でのトラブル
副会長、奮闘の日々
教頭との友情
第二部 気象予報士への挑戦
高卒男の意地
旅行業務取扱主任者試験にチャレンジ
気象予報士を夢見る
七転び八起きの精神で
太田さんの特訓
涙の合格通知
「本当にすごいことだ、これは」
第三部 PTA会長の正念場
不安のスタート
新しい仲間たち
『評議員会便り』発行
初めての講演
運動会のお天気は……?
バレーボールV6の歓喜
秋は行事で忙しい
子どもたちはいま
親子ハイキング、大成功!
別れの季節
第四部 新しい始まり
肩の荷を下ろして
気象予報士の出番
全国表彰の栄誉
PTAは終わらない
空を見ればあしたが見える
あとがき
著者プロフィール
[担当からのコメント]
いまPTAについてはそのあり方が問われるようになっていますが、学校教育の一端に親が関わるということはとても大切なことなのだろうと思います。ネガティブな捉え方をする人も多いPTA活動について、子供の教育や自分の人生という視点から考えさせてくれる本書、ぜひご一読ください。
[著者プロフィール]
石井 賢次(いしい けんじ)
昭和26年6月 千葉県夷隅郡夷隅町(現いすみ市)に生まれる。
昭和45年3月 千葉県立大多喜高等学校を卒業後、株式会社合同資源入社。
令和3年6月 株式会社合同資源退社。
夷隅町立中川小学校PTA(睦会)では、平成11年度副会長、平成12年度会長、平成13年度・平成14年度顧問を務める。
平成11年8月、第12回気象予報士国家試験に合格。
全国で2,696人目の気象予報士になる。
平成14年度から、千葉県教育委員会の非常勤職員に任命され、地元小学校で特別非常勤講師を務める。
家族は妻、息子。
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