[写真集]春呼ぶ炎――奈良東大寺「お水取り」の日
(著) 寺尾正義
Amazon作品詳細
[商品について]
―この炎は、見る者の罪を燃やし、洗い流す―
1270年にわたり奈良・東大寺で行われてきた「お水取り(修二会)」。二月堂の本尊である十一面観音菩薩の宝前で、人々の犯した罪を練行衆が代わりに懺悔するこの一連の儀式は、同時に人びとに春の訪れを告げる行事でもある――練行衆の姿や「お松明」が作り出す躍動する炎など、お水取りが始まり終わる神聖な時間を写し撮った、美しくも尊い写真集。
[担当からのコメント]
春の風物詩であるお水取りですが、その一連の儀式を目に収めるということは中々ないのではないでしょうか。そんな体験ができる本書はまた、踊るような炎が見せる様々な表情を楽しめる作品でもあります。ぜひご一読ください。
[著者略歴]
寺尾正義(てらお・まさよし)
1937年 東京都生まれ
1974年 奈良県を中心に風景を撮り始める
1979年 「お水取り」等、日本の祭りを撮り始める
2004年 個展「炎」ニコンサロンbis21
新刊情報