相対性理論への反抗:史上空前の理論解明劇
(著) 浜岡泰治
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[商品について]
――人間社会で天文観測によって決められる絶対時間性そのものは次のどれでしょうか。
1.グリニッジ標準時 2.協定世界時 3.太平洋標準時
正解は、本書「1.絶対時間(唯一の時間性)の復権」をご覧ください。
本書は、昨今の状況下において相対性理論に異を唱えるべく、長年考察してきた独自の理論によって相対性理論に新たなメスを入れた解説書である。エーテル力学と電磁質量説の関わり、必要な光の媒体、質量増加の物理的からくりやM・M実験の真相、宇宙論的赤方偏移の本当の仕組みの解明など、今までにない新しい質量内実的次元からの徹底した物理実体的追究を試みる。物理的洞察に新鮮な息吹を感じさせるやさしいタッチで、新しい理論の解釈を分かりやすく紹介した一冊。
[目次]
はじめに
1.絶対時間(唯一の時間性)の復権
相対性理論的時間観は、退化してしまった時間観なり!
2.“時間とは何か”への究極的解答
時間の向きを決めているものの正体。タイムトラベルはあり得なかった!
3.“同時刻は絶対でない”という考え方の誤り
(=光の存在場所がすり替えられる邪道性)
4.マイケルソン・モーレー実験の真相
物差しの縮み(ローレンツ短縮)はなかった! 光行差現象からの推論・説明
5.新しいエーテル像と素粒子モデル
暗黒物質(ダークマター)の正体
6.力の正体と「重力の発生機構(メカニズム)」の解明
“神のみぞ知る領域(メカニズム)”への挑戦(チャレンジ)
7.エネルギーの正体
光エネルギーの演繹と「加量・減量」原理、電磁誘導や光量子の軌道間遷移放出の根底にある仕組み、光子(電磁波)の正体に迫る!
8.物質波の発生メカニズム
物質の光化現象(e±→Γ(ガンマ)線発生の仕組み(メカニズム))
9.量子力学の「心臓(ハート)」=二重スリット実験の謎(ミステリー)を解く
“最大のスキャンダル”=波束の収縮の正体! シュレーディンガーの猫(積年の懸案、観測問題の解決)
10.現代物理学の超難問=質量の起源の解明
質量はなぜ増えるのか、素粒子統一(万物の理論)の根源的設計(プラン)
11.光速はなぜ不変(上限)なのか
アインシュタイン少年の白昼夢には御用心! アラゴの実験や二重星(π0中間子)の観測ETC.科学史的諸実験の根源的な解釈
12.相対論的ドップラー効果のやさしい導出法
プランク定数hの正体
13.相対論的光行差と質量転換率1/√1-v2/c2のやさしい導出法
相対性理論の核心的秘密
14.太陽近傍の光の湾曲率と減速率のやさしい導出法
15.水星の近日点移動のやさしい解明
16.時間の遅れ(=狂い)のやさしい導出法
17.フレネルの随伴係数1-1/n2の正体
流水中の光の速さの動力学的(やさしい)導出法
18.磁場の正体、アンペール力(ローレンツ力)のやさしい導出法
モーターや発電機の原理探求 S極同士は何故反発し合うのか
【付録】
1.光の雲の成員(光速粒子群)の反復運動(上昇下降運動)の発生機構(メカニズム)
(重力の発生する仕組み(メカニズム)のさらなる深層にある仕組み(メカニズム))
2.電気(クーロン)斥力(反発力)の発生する仕組(メカニズム)の解明
3.垂直ドップラー効果の再考
あとがき
参考文献
[出版社からのコメント]
本書は、謎めいた時間の本質、引力や重力の発生する仕組み、電磁波や光の正体、質量の起源、量子力学的自然の物理的仕組みの解明など、あらゆる角度から相対性理論の見直しがなされます。この史上空前の理論解明劇を通じて、相対性理論をはじめとする科学の謎を解き明かす楽しさを、多くの方に感じていただければ嬉しく思います。
【著者プロフィール】
浜岡 泰治(はまおか・やすはる)
1955年、愛媛県に生まれる。
1982年法政大学大学院哲学修士課程を修了。以来、独学的に研究を重ね、科学哲学関連の本を多数出版。最新の著書に『数学基礎論の大転回―無限小dxから宇宙無限大までの哲学的探究』(1999年、ウィンかもがわ)『現代物理学の徹底批判―世界は標準理論にだまされている―』(2002年、ウィンかもがわ)がある。
〈主な研究テーマ〉
時間論、無限論、相対性理論、素粒子論、宇宙論、重力理論、観測理論(量子論)、認識論
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