永久の愛【漫画付き】

(著) 藤井善三郎

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作品詳細

[商品について]
―あの愛と芸術の日々が、コミックと文章でよみがえる―
(本作品は、『芸術小説 永久の愛(22世紀アート)Kindle版』の一部をコミック化したものです)
ある春の日、浅草寺境内を散策しながらその風情を楽しんでいた青年は、大提灯の前で歌うようなジェスチャーをする一人の若い女性を目にする。今度オペラのアリアをピアノ伴奏するので、つい蝶々夫人の気分で雷門を舞台に歌ってみたくなったと言う彼女に、芸術を愛する青年は次第に心惹かれてゆくーー。若き研修医とピアニストの恋の行方を、豊かな芸術世界とともに瑞々しい筆致で描いたラブストーリー。

[目次]
永久(とわ)の愛 出版にあたって

(一)浅草雷門での出会い
(二)「国宝、鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)のすべて展」鑑賞
(三)精養軒で食事して両家について
(四)オペラ「蝶々夫人」を観賞
(五)センチュリーコート〝ロゼット〟でディナー
(六)ベートーヴェン「運命」を聴く
(七)歌舞伎「与話情浮名横櫛(よわなさけうきなのよこぐし)」の観賞
(八)六義園(りくぎえん)の散策を楽しむ
(九)オペラのアリアを聴く
(十)両家で音楽の共演と医学談話
(十一)神奈川県立歴史博物館「十王図展」鑑賞
(十二)人生と共に歩くプロポーズの時

著者プロフィール
藤井善三郎著作(二〇一四年以降の出版)

[担当からのコメント]
若き日に出あう芸術は、その作品の魅力をよりいっそう際立たせるものなのかも知れません。ましてやそれが愛する人と人生を過ごす日々と重なるのであれば、こんな幸せなことはないでしょう。いま青春を過ごす方も、かつて青春を過ごしていた方も、本書のふたりとともにそんな幸せな時間をぜひごゆっくりお楽しみください。

[著者プロフィール]
藤井善三郎(ふじいぜんざぶろう)

 近江商人の血をひき、若くして有鄰館の理事長兼館長に就任、公益財団法人認定の実務は、全てを自ら行い、後進に託して、会長兼名誉館長であるが、芸術小説というジャンルを拓く小説作家である。書道は、四才より始め、文人連盟参与で四十六年間に百二十点以上を出展、個展では、平成十八年、京都ホテルオークラ、平成二十四年、有鄰館で開催した。
 龍谷大学で十八年間教鞭を執る他、数大学で博物館実習学の指導をした。講演は、新潟市会津八一記念館二回、京博連四回、長楽館六回、立命館大学、建仁寺、大覚寺等、八百回を超える。共著を除き独自著書は、美術書三冊、記念誌一冊、芸術小説十四冊、経営学一冊、書作品集一冊の、合計二十冊で国立国会図書館等に収蔵されている。著書の十八冊が邦文、十一冊が英文でアマゾンの電子書籍がある。
 専門は、中国美術、書道史、博物館学、経営学で、自然科学にも精通している。

藤井善三郎著作(二〇一四年以降の出版)

①祖先文化へのまなざし――永遠の美(二〇一四年二月九日)
②古鉥印精華(こじいんせいか)(二〇一五年五月十七日)
③あゆみと人間模様今昔――筋の通った収集(二〇一六年十月二十三日)
④永久の美が琴線に触れる一日(二〇一七年二月二十六日)
⑤美に培われた感性で楽しき日々(二〇一七年七月十二日)
⑥書を楽しむ心(二〇一七年八月十九日)
⑦美しき夢を描き幸せな人生(二〇一七年十月二十九日)
⑧芸術に育まれた愛の歩み(二〇一七年十一月二十日)
⑨芸術で奏でる愛の道(二〇一八年七月七日)
⑩美で人生を謳歌(二〇一八年十月二十九日)
⑪心で観る(二〇一九年二月二十六日)
⑫美の物語(改元記念作)(二〇一九年七月十二日)
⑬感性讃美(二〇二〇年一月一日)
⑭美と愛の追憶(二〇二〇年六月六日)
⑮楽しむ中国美術鑑賞のお誘い(二〇二一年二月二十六日)
⑯美と愛で綴る芸術小説家の人生(二〇二一年四月一日)
⑰企業の人的財産へのエール――マーケティングの実践(二〇二一年四月一日)
⑱吾れ君に恋す――美と愛の物語(二〇二一年八月十一日)
⑲運命の愛(二〇二一年十月二十九日)
⑳永久の愛(二〇二一年十月二十九日)
 すべての著書は、国立国会図書館、京都府立京都学歴彩館や数大学の図書館に収蔵されている。

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