森のいのち:生命の連鎖をみつめて—ブナの声 2000~2010
(著) 斎藤政広
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[商品について]
―10年の時の中にある、生命の営み―
1992年より酒田市のギャラリーたぶの木(現在のサライ)で始まった写真展「ブナの声」。さまざまな人たちに出会い、支えられながら10年の歳月を経た。その間の展示作品はかなりの数となっているが、もちろん取り上げられず、出番を待つ作品はそれよりはるかに多い。本書は、そうした作品を定期的にまとめて発刊した写真集「ブナの声」全16冊をまとめた写真集である。ブナの森、そこで育まれる命、厳しくも美しい山々、自然と生命の循環が織りなす本当のやさしさが、ここにある。
[出版社からのコメント]
自然は生命が循環するとても厳しい世界です。しかし山や森に分け入ったとき、ときとして感じる不思議な静けさや安らぎにも似た感情を抱くこともあるのはなぜでしょうか。必ずしも人にやさしくはない自然にやさしさを感じることがあるのは、なぜなのでしょうか。本書に収められた作品を鑑賞しながら、思いを巡らせるひとときを味わっていただければ嬉しく思います。
[著者プロフィール]
斎藤 政広(さいとう まさひろ)
1948 横浜生まれ。
1984 ブナとそこに暮らすいきものをテーマに撮影活動を始める。
1991 仙台で初の写真展「みちのくの山から」。
1992 写真展「ブナの声」。以後「ブナの声」シリーズとして、
おもに朝日村トンネルピットを会場に、毎年開催。
1996 写真集「鳥海山・ブナの森の物語」出版(無明舎出版)。
藤島町「東田川記念館」で企画展。
1997 横浜相鉄ギャラリーで個展(奨励展)。
写真集「鳥海山・花と生きものたちの森」出版(無明舎川版)。
山形県立博物館主催企画展。
ユネスコ平和ギャラリーに参加。
遊佐町・鳥海自然文化館「遊楽里」
鳥海イマジネーション・ギャラリーの9枚のパネル写真を手掛ける。
1998 酒田市美術館市民ギャラリーで個展「ブナの声・森の時間」。
象潟町「鳥海山にブナを植える会」主催で個展「ブナの声・森の時間」。
2000 ギャラリーまつ・ギャラリー麦で写真展「ブナの声」。
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