地理が面白い 公共交通機関による全国市町村役所・役場めぐりの旅
(著) 児井正臣
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[商品について] ―「地理旅」は、噛めば噛むほど味わい深い― 公共交通機関を使って、全国市町村の役所・役場を巡る――。 それは地方の現実をつぶさに見る旅であり、日本という国について知る旅でもある。 本書は、サラリーマン生活の傍ら全国の市町村を巡ってきた著者が、その旅を通じて実感してきた地理の面白さや、日本が抱える様々な問題についてつぶさに見てきたことを綴った記録である。 名所・旧跡とは異なる「日本を知る旅」を通じて、ぜひ地理という世界の奥深さを味わっていただきたい。
「目次] 電子版出版にあたり はじめに 一〇〇〇件到達(秋田県) 中央構造線と河岸段丘 (長野県 伊那・諏訪方面) 雄藩を育んだ豊かな山と平野と海 (佐賀県) シーボルトに惹かれて (第一部 長崎編) SLの煙に映える桜花 (新潟県) 消えゆく時代遅れのローカル線 (広島県) 背中合わせの多雨と寡雨 (徳島県、香川県) 夏の真昼の稲妻物語 (岩手県) バッハホールのクアッケン・カンタータ (宮城県) 頑張る公共交通 (福岡県筑豊地方) 造るダムと壊すダム (熊本県) 千曲川渡河の旅 (長野県千曲川流域) 迫り来る市町村合併のさまざまな風景 (広島県 その二) 奥飛騨合併慕情 (岐阜県飛騨市) 日本史のメイン舞台を行く (長崎県 壱岐、対馬、五島) ゾーン切符で合併予定地に (北近畿地方) 合併で良くなってほしい公共交通 (山梨県八ヶ岳山麓) 暖を求めて出かけたが (愛媛県南予地方) 佐渡市前夜の熟年夫婦旅行 (新潟県 佐渡島) 琵琶湖周遊の歌 (滋賀県・福井県) 若き薩摩の群像と九州新幹線 シーボルトの足跡をたどって 第二部オランダ編 おわりに
[出版社からのコメント] 歴史を知る旅や土地の名産やグルメを味わう旅も面白いですが、本書で語られる旅もそれらとは異なる魅力があります。娯楽というよりは見聞といった方がよい旅ですが、思いもかけない風景や出来事に出会うとき、日本についての新たな発見を得ることができる知的好奇心を刺激する大人の趣味といえる様に思います。 本書を通じて、多くの方が「地理旅」に関心を持っていただければ嬉しく思います。
[著者プロフィール] 児井 正臣(こい・まさおみ) 昭和20年1月19日 横浜市で生まれる 昭和38年3月 東京都立両国高校を卒業 昭和43年3月 慶応義塾大学商学部を卒業(ゼミは交通経済学) 昭和43年4月 日本アイ・ビー・エム株式会社に入社 平成3年12月 一般旅行業務取扱主任者の資格を独学で取得 平成16年12月 日本アイ・ビー・エム株式会社を定年退戦
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