知っていると100倍得する! 「医療のキホン」:賢い患者になるために、かかりつけ医の選び方から診療報酬の仕組みまで、現役医師がやさしく教えます

(著) 土山智也

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作品詳細

[商品について]
――医師が持つ資格について、次の中で取得や更新のハードルが一番高いのはどれでしょうか。
1.認定医、2.専門医、3.指導医
正解は、本書第1章「ホームページがある場合は、診療の特徴と医師の略歴は必ずチェックすべし!」をご覧ください。

【『知識ゼロでもよくわかる!本物のダイエット』に続くシリーズ第2弾! 「賢い患者」になる方法 】
日常生活や仕事で知っておいた方が得をするということは山ほどありますが、それは医療を受ける時も同じです。しかし医療の分野については、一般の人が自分で調べたり病院で質問することも簡単ではありませんし、また信頼できるかかりつけ医を探したいと思っていても、どうすれば良いのか分からないことも少なくありません。本書は、そうした問題に答えるために、現役開業医として多くの患者を治療してきた著者が、その豊富な経験に基づいて、効果的な治療を受けるためにはどうすれば良いのか、自分に合った最善の診断・治療を選択するための方法を誰にでも分かるようにやさしく解説した作品です。病状や性格にあった「かかりつけ医」の選び方から病気や医療に関するオーソドックスな基礎知識まで、気軽に読めて目から鱗の情報が満載の一書になっています。本書を読んで医療スキルを上げて、健康で得をする「賢い患者」になりましょう!

[目次]
初めに
第一章 「かかりつけ医の探し方」
一 受診したいと考えているクリニックが見つかっていない患者さんへ
クリニックの標榜科の順番を見て、受診の参考にしましょう!
同一科の医師二人体制以上で診療しているクリニックはお勧め!
クリニックの診療日・休診日をチェックしましょう!
新規開業の所は狙いどころも、諸刃の剣!
医療関係者が多く通っているクリニックは信用できるかも!
ホームページがある場合は、診療の特徴と医師の略歴は必ずチェックすべし!
受診する前に電話を掛けてクリニックの雰囲気を探るのも一つの手。
二 これからかかりつけ医を探そうと考えている患者さんへ
診察室に入ったときにしっかり目を見て、丁寧に話せる医師かどうか?
先生の体型に注目してみては?
問診で約80%は診断がつく!
三 現在通院している患者さんで、現在の通院状況に疑問を持っている患者さんへ
紹介状やセカンドオピニオンを求めた時に、嫌な顔をしないか?
医師は物事のバランス感覚が極めて重要!
採血などの検査のし過ぎやしなさ過ぎを見極めよう!
かかりつけ医は病気をセレクトする能力が鍵!
軽度の症状の場合、他の診療科領域の薬をある程度は処方してくれるか?
新しい薬(治療)を取り入れているか?
四 賢い患者さんは得をする!
医師が患者さんに求める患者像
言い方によっては対応が変わる可能性あり!
後になって症状や薬の追加を言うのは止めましょう!
ドクターショッピングをむやみやたらにしない!
診療時間の終了間際に来院するのはなるべく避けた方が良い。
自分の病気に関して、最低限のことは理解する。
コーヒーブレイク ①
第二章 知っている方が絶対得をする医学知識
其の一 「薬関連」に関するよもやま話。
院内処方と院外処方のメリット・デメリット!
先発医薬品とジェネリック医薬品、どちらを選択する?
院外薬局の正しい選び方。
湿布の種類の特徴を知っていますか?
消毒薬も使い方によっては害になる!
通常の錠剤かOD錠かを選択する際の判断は?
漢方と西洋の薬の効能の違いを理解しましょう?
コーヒーブレイク ②
其の二 「医療の雑学関連」に関するよもやま話。
腸内フローラと短鎖脂肪酸の役割。
「がんモドキ」は放置してもいいのか?
腫瘍マーカーは検診で測定するべきか?
検査値の基準値はあくまでも目安で、正常値とは違う。
医学部入学時のレベルと医師になってからの実力の相関は?
既往歴、現病歴、薬のアレルギー歴、喫煙歴、家族歴などを甘く見ないで!
ワクチン接種は必要? 不要?
検査を受けた時の放射線被ばく量は問題ないのか?
コーヒーブレイク ③
其の三 「診療報酬関連」に関するよもやま話。
医師もリスクを持って診療をしている!
保険診療・自費診療・混合診療の違いは?
特定疾患管理料のからくり。
あとがき
著者略歴

[出版社からのコメント]
成長期を過ぎると、年齢を重ねれば重ねるほど人は健康維持に多くの労力が必要となります。健康寿命が叫ばれる今、健康を維持するために必要な知識や体制を整えることは最早必須のスキルとなりつつあるのかも知れません。本書が多くの方にとって、これからの人生を健康で楽しく過ごすための一助となれば嬉しく思います。

【著者略歴】
土山智也(つちやま・ともや)

ティーズ内科クリニック 院長 医学博士
一九七〇年生まれ。
一九九六年金沢大学 医学部 医学科を卒業後、金沢大学 第一内科(現金沢大学医薬保健研究域 医学系 消化器内科学)へ入局。二〇〇三年に金沢大学大学院 医学系研究科を卒業し、医学博士取得。金沢大学病院を中心に北陸三県の旧第一内科の関連病院へ勤務後、金沢大学病院 消化器内科 助手(現助教)、がんセンター 助教を経て、
二〇〇九年六月にティーズ内科クリニックを開院。

著書:「かかりつけ医は選ぶ時代」(北國新聞社)、「自分の命は自分で守る 読めば得する医学の真実」(北國新聞社)、「「医師から痩せなさいと言われたら最初に読む本」(扶桑社)。

監修:「知識ゼロでもよくわかる! 本物のダイエット」(22世紀アート)。

二〇〇三年 第十六回 日本消化器病学会奨励賞、
二〇〇五年 第五十六回 アメリカ肝臓学会 Young Investigator Awardを受賞。

主な資格:日本内科学会 認定医・総合専門医、日本消化器病学会 専門医、日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医、日本肝臓学会 専門医。他、ファイナンシャルプランナー2級(国家資格)あり。

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