歴史が語る日本の侵略戦争

(著) 鈴木勇高

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[商品について]
―どのような理由であっても、戦争は人類にとって負の遺産にしかならない―
昭和16年12月8日、日本はアメリカとの無謀な戦争に突入し、その結果として多くの兵士がその若い命を散らした。しかしこの敗戦は独走した一部の軍部の責任を問えば済むという話ではない。あの悲惨な教訓から、我々は「戦争のない平和な世界」への道と、それを実現するための「人間愛」を学び考えて行かなければならないーー日本の軍国主義の歴史や釈迦やキリストにみる人間愛、そして宇宙の中の地球という視点など人類が平和な世界を獲得するために必要なものを、太平洋戦争の史実を追いながら考える未来に向けた啓蒙の書。

[目次]
歴史が語る「日本の侵略戦争」
一、A級戦争犯罪人(東京裁判)裁判開廷
二、勝者が裁いた東京裁判
三、真珠湾に奇襲攻撃を決めた東条内閣
四、日本軍国主義の侵略政策
(一)歴史的にみた日本の軍国主義
(二)バランタイン氏の証言による米国交渉
五、真珠湾の奇襲攻撃
(一)日本のだまし打ち攻撃
(二)リチャードソン提督の重大証言
(三)真珠湾攻撃の計画立案
六、マッカーサーの「真珠湾作戦」報告
(一)マッカーサー司令部の調査報告書
(二)日本帝国の海軍の状況
(三)日本帝国の戦略目的
七、日本軍による略奪と虐殺(南京虐殺事件)
(一)虐殺事件の米人医師の証言
(二)中国人「許伝音(きょでんいん)博士」の証言
八、東京裁判 大法廷の判決
(一)A級戦争犯罪人の判決
(二)絞首刑7名
(三)終身禁固等18名
九、第二次世界大戦勃発
(一)第二次世界大戦にいたるまで
(二)日本軍の第二次世界大戦の開戦
十、ポツダム宣言受諾と無条件降伏
(一)ポツダム宣言
(二)「国体護持」のため「宣言受諾」まで
(三)空費された二〇日間
(四)ポツダム宣言受諾と放送
(五)ポツダム宣言13ヵ条
十一、ヤルタ会談の密約(米・英・ソの首脳会談)
(一)アメリカはソ連の参戦を求めた
(二)ソ連が対日参戦を決めるまでの経過
(三)米ソ主脳の対日参戦の密約
(四)当時者だけのヤルタ秘密協定書
(五)ヤルタの秘密協定書(要点抜粋)
十二、東京裁判パル判事の「日本無罪判決」
(一)インド・パル判事の無罪論
(二)パル判事の全面的反対意見
(三)国際生活における刑事責任の導入
(四)戦争準備とは何か
(五)日独伊三国軍事同盟
(六)共同謀議に関しては無罪の勧告
十三、第一次世界大戦
地球は46億歳(地球人は宇宙で一人ではない)
一、地球は46億歳
二、宇宙は「一つ」だけでない
(一)宇宙のマルチバース説
(二)宇宙の「多重発生」理論
(三)パラレルワールド(コピー宇宙)
三、第二の「地球」にいつごろ会えるか
(一)惑星の型
(二)第二の地球探し日本も仲間入り
(三)「第二の地球」は「質量比」が重要
(四)銀河系に「地球型」が数億か?
四、地球人は宇宙で一人なのか
(一)今回の発見は地球に似ている
(二)遠くの宇宙には生物がいても不思議はない
(三)異星人がいるか? 「答えは近い」
五、太陽系に第10惑星の発見
六、「第10惑星」冥王星より大きい
七、冥王星の肩書は「準惑星」
八、太陽は50億歳か?
(一)太陽の年齢
(二)太陽系の起源
(三)太陽のエネルギー源
(四)原子核反応の原理
(五)太陽系惑星の中心は「太陽」
九、地 球
(一)地球は太陽系の惑星
(二)地球の起源
(三)地球の地質時代
十、宇 宙
(一)宇宙は天地四方の意味なのです
(二)宇宙の起源
(三)宇宙がふくらみはじめてから100億年
(四)超星雲系
(五)遠い星雲ほど大きい速度で離れていく
(六)銀河系宇宙
(七)水 星
(八)金 星
(九)火 星
(十)木 星
(十一)土 星
(十二)天王星
(十三)海王星
(十四)彗(すい) 星(せい)
(十五)月は地球の衛星
十一、「星座」は「恒星をグループ」にまとめたものです
(一)星座の覚え方と星図の見方
(二)四季の星座
人間愛が地球を救う「親鸞(しんらん)とイエス・キリストの人間愛の人生」
一、親鸞(しんらん)とイエス・キリストの人間愛の人生
三、妻帶して人道愛に生きた親鸞(しんらん)
四、夫婦(ふうふ)を貫いた慈愛の人生
五、少年を天国に導(みちび)いた親鸞(しんらん)
六、仏教を広めた聖徳太子(しょうとくたいし)
七、仏教が日本国の保護になった
(一)日本はアジア大陸と地続きだった
八、日本国の初代天皇「神武(じんむ)天皇」
九、仏教が国教になった
イエス・キリストはなぜ「神」になったか
(1)イエス・キリストは信者によって復活した
(2)イエス・キリストの外見
(3)イエスキリストの日常生活
(4)イエスは優秀な弟子だった
(5)イエスは「愛の神」の布教だった
(6)大祭司カヤパの「スパイ」たち
(7)イエスに「愛の神」が生れていた
(8)イエスは政治犯と摩(す)り替(か)えられた
(9)イエスは弟子達の裏切りで処刑された
(10)イエスは「十字架」で何を言うのか
(11)イエスの最後のことば
(12)イエスは神への信頼をもった
(13)弟子達は「イエス」への誤解を悟った
(14)イエスは「民衆を救う神」だった
(15)イエスは「愛の神」として出現した
(16)イエスは「信仰」によって甦(よみがえ)られた
(17)信仰によって「イエス」は復活した
満州国に賛同した日本の新聞(124)社
一、日本の軍国主義
(一)日本の軍隊
(二)軍人勅諭
二、昭和時代の軍国主義
(一)第一次上海事変勃発(1932年(昭和7年)1月28日)「満州国独立の陽動作戦」
(二)満州国建国宣言
(三)日本の国際連盟脱退
(四)薄儀「満州帝国」皇帝に即位
(五)日中全面戦争の発端(廬溝橋(ろこうきょう)事件勃発)
(六)第二次上海事変勃発(しゃんはいじへんぼっぱつ)(日中全面戦争への道)
(七)南京虐殺事件(日本軍による略奪と虐殺)
(八)日独伊三国同盟締結
(九)紀元二千六百年記念式典
(十)東条英機内閣成立
(十一)太平洋戦争勃発(奇襲攻撃で対米英戦に突入)
(十二)広島に原爆投下
(十三)長崎に原爆投下
(十四)ポツダム宣言受諾(玉音放送)
歴史を開いた宗教(仏教〔釈迦(しゃか)〕キリスト教・ユダヤ教・イスラム教・ヒンドゥー教)の教説
一、仏教をひらいた釈迦(しゃか)
(一)仏陀(ぶっだ)の教説(きょうせつ)
(二)原始仏教
(三)インドの仏教
(四)セイロンの仏教
(五)中国・朝鮮の仏教
(六)日本の仏教
(七)日本仏教宗派別信徒 1957年度「昭和32年度」調
二、キリスト教をひらいた人
三、神道神学
四、神社の発生
(一)権力者による神社の支配
(二)明治天皇による指導
(三)連合国軍最高司令官からの神道指令
(四)靖国神社の創建
(五)住吉神社(すみのえじんじゃ)は海の縁故(えんこ)の神社
五、浄土宗(じょうどしゅう)を開いた法然(ほうねん)
六、ユダヤ人により信奉されているユダヤ教
七、イスラム教の教祖(マホメット教・回数)
八、神学(しんがく)の概念
九、日本の紀元は神武(じんむ)天皇の即位
十、昭和天皇(第124代)裕仁(ひろひと)
十一、平成天皇(第125代)明仁(あきひと)
十二、第二次世界大戦(1939年〔昭和14年9月1日〕ドイツ軍の電撃戦)
十三、ヒンドゥー教(インド教)
十四、ガンジー(インド独立の父)の人生
十五、世界の三大宗教
(一)仏教(開祖釈迦(しゃか)の誕生)
(二)キリスト教(基督教)
(三)イスラム教(回教・マホメット教)
著者略歴

[担当からのコメント]
平和な世界にとって戦争を無くすことはとても重要なことではありますが、人類が真の平和を獲得するためには、一人ひとりが他人を思いやる心や地球の一員として生きてゆく心を持たなければならないのだろうと、本書を読んでいると改めて思います。戦争の足音が近付きつつある今こそ、多くの方に読んでいただきたい作品です。

[著者紹介]
鈴木 勇高(すずき・ゆたか)

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