【電子書籍版】 富士・大山信仰

(著) 西海賢二

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作品詳細

我が国のシンボルに対する信仰を多角的に論究する——
「富士の見える梅の丘に/風あふれ小綾の空のもと/新しい命創り出す街々」(本文より)
本書は、近世中期以降の関八州を中心に展開した在地の富士講を紹介しながら、富士講と富士山を結ぶ沿道住民との関りや大山信仰と道了尊信仰の地域的展開を、古文書・道中記などの史料やマネキなどの遺物・伝承などから、日本の霊峰富士山と相模大山信仰の実態を明らかにした一冊。

【著者プロフィール】
西海 賢二(にしがい・けんじ)
1951年神奈川県小田原市生まれ
筑波大学大学院歴史・人類学研究科博士課程修了

現在
東京家政学院大学 人文学部・大学院人間生活学研究科教授
法政大学・愛知大学大学院講師
NPO法人 石鎚森の学校 副理事長
博士(歴史学)・博士(民俗学)

主な著書
「筑波山と山岳信仰」(崙書房、1981年)
「武州御嶽山信仰史の研究」(名著出版、1983年)
「近世遊行聖の研究」(三一書房、1984年)
「石鎚山と修験道」(名著出版、1984年。新装版、岩田書院、1997年)
「生活のなかの行道」(ベネッセコーポレーション、1987年)
「漂泊の聖たちー箱根周辺の木食僧ー」(岩田書院、1995年)
「民衆宗教の祈りと姿一マネキー」(ぎょうせい、1997年)
「石鎚山と瀬戸内の宗教文化」(岩田書院、1997年)
「絵馬に見る民衆の祈りとかたち」(批評社、1999年)
「近世のアウトローと周縁社会」(臨川書店、2006年)
「江戸の漂泊聖たち」(吉川弘文館、2007年)
「近世の遊行聖と木食観正」(吉川弘文館、2007年)
「念仏行者と地域社会」 (大河書房、2008年)
「武州御嶽山信仰」山岳信仰と地域社会:上(岩田書院、2008年) ほか

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