気の向くままに : 人生は人とのすれ違い
(著) 西川憲治(丸坪憲)
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[商品について]
―明日の命さえ分からないこの世の中で、何も迷っていることはない―
人間は、この世に生を受けた以上、生きてゆかなければならない。そしてその生には、必ず終わりが来る。自分が後期高齢者と呼ばれる年齢になり、余命がどれくらいあるかを考えたとき、これからは一社会人としてのルールは守りながら「気の向くまま」に生きてゆけばよいのでないか、と思うようになった。そのためにあれこれと思い考えたことを、やがて自分が誰であるかも分からなくなる前に「終活記録」として書き残して置こう――、そうして生まれたのが本書である。生い立ちから家族、仕事、趣味まで、記憶の中にある人生を振り返りながら、生きることと死ぬこと、そして「気の向くまま」に生きるこれからの日々を思いを込めて綴った、終着駅に向けた人生のロードマップ。
[目次]
はじめに
「気の向くままに」とは
○まずお金のこと
○趣味をもつこと
○グループ活動に参加すること
○連れ合い(夫婦)のこと
○身の回りの整理をすること
○思いがけないこと
○心の中に誌まっておくこと
○生まれつきの性格
○「素地」ということ
○もう一人の息子
○気まま向くまま
○自分のこと
○仕事のこと
○英語教育について
○忙しいこと
○私の自叙伝とは
○人生は山登り
○思い出に残る英語教師
○畳のほこり
○思い出に残る同僚
○かけがえのない友人
○夢違い
○生きてゆくことは、それだけ恥をかくことである
○再び仕事のこと
○生徒たちのこと
○地域交流について
○病に侵されること
○海外旅行
○条件と結果
○条件が揃ったら何かできるか
○写真展
○歌手デビュー
○死後という言葉は死語
おわりに
[出版社からのコメント]
年齢を問わず生きている限り明日のことは分からないのが現実ですが、コロナウイルスを契機にそうした現実に目を向け、生きることについて考える機会を持った方も少なくないのではないでしょうか。同じように誰にでも訪れる老いという現実に目を向け、生きる意味を考える時間を、本書を通じて持っていただければ嬉しく思います。
[著者プロフィール]
西川 憲治(丸坪 憲)
1935年2月23日
愛知県知立市で生まれる
1954年
愛知県立刈谷高等学校卒業
1958年~1993年
学校法人名古屋石田学園出版事業部35年勤務
1993年~2011年
学校法人名古屋石田学園星城高等学校事務局14年勤務
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