ベーシック・インカムが日本を救う――福祉から国防まで、調和のとれた社会を実現させるための提言
(著) 坂根修
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[商品について]
――調査費や交通費、各種手当などを含め、日本の国会議員一人あたりに支給される金額は年間どれくらいになるでしょうか。
1.約1000万円、2.約5000万円、3.約1億円
正解は、本書第2章「国会議員の半減策」をご覧ください。
ヨーロッパで盛んに議論され、健康保険を除いたすべての社会保障を廃止して国民一人ひとりに定期的に現金を支給するベーシック・インカム。本書は、たくさんの税金を納めているにもかかわらず、これまでの景気対策が少しも個人の生活に直結していないという実感を多くの人が持つ現状において、財政破綻へと突き進む旧態依然の経済政策を廃し、今の日本にとって必要なベーシック・インカムという構想を分かりやすく解説した作品である。政党助成金の廃止、国会一院制の導入、軍隊の廃止など、庶民不在の政治・経済の悪循環を断ち切る提言として、示唆に富む内容となっている。
[目次]
はじめに
第一章 日本人の幸福度
第二章 国会議員の半減策
第三章 農業は国の基礎
第四章 教育は国の根本
第五章 丸腰国防論
あとがき
著者プロフィール
[出版社からのコメント]
平均寿命が伸びても増税や先細りする年金など、私たちは暮らしの中で幸福だと感じる度合は決して高くはないように思います。社会に大きな変革の波が押し寄せているいま、改めてこれからの国や社会のあり方を考えるうえで、本書を参考にしていただければ嬉しく思います。
【著者プロフィール】
坂根 修(さかね・おさむ)
1944年東京生まれ。1962年東京都立農芸高校卒業。
東京農業大学在学中に南米ブラジルに渡る。
10年後に帰国。2年ほどのサラリーマン生活のあと、埼玉県寄居町で営農の傍ら「皆農塾」を開く。
1989年皆農塾分室を愛媛県肱川町(現大洲市)に開設。現在に至る。
著書
『都市生活者のための ほどほどに食っていける百姓入門』(1985年 十月社)
『痛快、気ばらし世直し百姓の塾』(1987年 清水弘文堂)
『ブラジル物語』(1988年 清水弘文堂)
『脱サラ百姓のための過疎地入門』(1990年 清水弘文堂)
『ベーシック・インカム(国民配当)投票に行ってお金をもらう構想』(2016年 文芸社)
『明日のための疎開論』(2017年 文芸社)
『移民船上のわが友』(2018年 ルネッサンス・アイ)
『五つ星無料レストラン』(2019年 ルネッサンス・アイ)
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