沖縄のピカソ――光を与える幸運を呼ぶアート・小波津有希21年の歩み
(著) 小波津智恵美
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[商品について]
―― 墨絵作家・小波津有希が家族で行った「神の島」は、次のどれでしょうか。
1.久高島、2.バリ島、3.沖ノ島
パワースポットとして人気の場所のようです。正解は本書「有希12歳、姉の絵美14歳のときの表現は、神様も応援してくれていると実感」をご覧ください。
誕生して間もなく二男が先天性ダウン症と宣告され、やがて夫と祖母にも旅立たれ、言葉にはできない苦悩の中で、それでも母子ともに歩み続けた日々。本書は、絵の才能が開花し、「沖縄のピカソ」として全国に名を知られるようになった墨絵作家の二男・小波津有希の成長を、その誕生から成人するまで、自立していく過程として母の思いと共に記録したドキュメンタリーである。
[目次]
No1 神のメッセージ
No2 有希の誕生(言葉は力である)
No3 有希の祖母のメッセージ
No4 有希の誕生②(産まれてくれてありがとう)
No5 有希1歳7ヶ月で初めて歩く
No6 有希2歳5ヶ月、琉球舞踊初舞台
No7 有希3歳のとき、お父さんと祖母が他界
No8 保育所の先生からのメッセージがヒントに
No9 有希8歳初個展を開く
No10 有希9歳、墨絵画家の奥原崇典先生と出会う
No11 有希12歳、姉の絵美14歳のときの表現は、 神様も応援してくれていると実感
No12 『天使の羽見つけたよ』を出版前の奇跡
No13 2009年、『わが息子 小波津有希 13才』を出版。 マイナスの心は消えていった
No14 有希14歳。リウボウ美術サロンで初個展
No15 有希15歳で、常設作家に
No16 有希16歳。学校生活で変化が
No17 有希19歳。もうひとりの恩師も他界
No18 有希20歳。
No19 あとがき
著者略歴
[出版社からのコメント]
家族とは一筋縄ではいかないものですが、そうであるからこそ困難なときにもバラバラにならずにいられるのかもしれません。同じ境遇にある方や生きにくさを感じている方が、本書の中に容易にはほどけない家族のつながりや、困難の向こうにある希望を感じていただければ嬉しく思います。
[著者略歴]
小波津 智恵美
昭和34年生まれ。
平成元年小波津盛正と結婚、二男二女に恵まれる。
末子の二男は先天性ダウン症と宣告される。
平成12年夫が悪性リンパ腫で急死。
平成16年夫の遺言で夫の生まれ故郷西原町に移り住む
美容室を営む傍ら、二男小波津有希の個展を開催、沖縄の天才画家として、マスコミにも取り上げられ話題を集める。
主な出版物
天使くん応援団
天使の羽見つけたよ
わが息子小波津有希
新刊情報