増補改訂カラー はい、こちらお天気相談所 ―Q&Aでよくわかる天気のしくみと防災―

(著) 伊東譲司

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作品詳細

[商品について]
――東京の天気の出現率で最も晴れが多いのは、次のどの日でしょうか。
1.10月10日、2.12月24日、3.1 月3日
正解は、本書「10 エルニーニョ温暖化アメダス」をご覧ください。
異常気象や地球温暖化、巨大地震、津波、集中豪雨、竜巻などの自然災害が頻発するいま、天気や気象の知識は私たちの日常生活に欠かせないだけでなく、自然災害から命を守るためにも必要なものとなっています。そんな気象や天気に関する疑問を、予報官として天気相談所で様々な質問に答えてきた著者がQ&A形式で分かりやすく解説。「『記録的短時間大雨情報』ってどういうときに出されるの?」「なぜ台風は『上陸する』って言うの?」「気温の30度は暑いのに、30度のお風呂がぬるいのはなぜ?」「『キキクル』って何?」など、気象や防災に関する疑問に、愛らしいイラストと豊富な図解でお答えします。

[目次]
はじめに
まえがき
地震と津波
雲と空
衛星画像で見られる「航跡雲」(こうせきうん) 「contrail」(コントレイル)
虹と光環
天気予報・梅雨
台風

日本一暑い街・熱中症
四季と高気圧
ラニーニャ・エルニーニョ
地球温暖化
【波の花】
【風花】
【霜柱】
【霜華】
【つらら】
【フロストフラワー】
【氷柱】
【霧氷】
【御神渡り】
著者略歴


[担当からのコメント]
日々進歩する観測技術と予報官たちが培ってきた経験が詰まった気象情報、せっかくであれば正しく深く理解して生活や防災に役立てたいと思いませんか。そんな希望に応えてくれる本書は、子供から大人まで、どなたにもお薦めできる内容になっています。ぜひご一読ください。

[著者略歴]
伊東譲司(いとう・じょうじ)

福島県会津若松市に生まれる。
神奈川県の小田原市で中学、高校時代を過ごし、小田原高校当時、気象部を創立するなど、中学時代以来気象観測に目覚める。
母校の城山中学校では、中学1年当時から、クラブ活動として百葉箱で気象観測をし、中学3年の夏休みには『気象観測15年・小田原の気象』作成に携わる。手元には今もこの記念の資料が残されている。
地道な活動の継続が認められたのか、1975年にこの城山中学校に東京管区気象台のアメダス小田原観測所が設置された。このことは、微力ながら自分のやってきたことに自負できる思い出となっている。残念ながらこのアメダスの小田原観測所は、私が退官した2年後の2010年に小田原市内の扇町に移転されている。
東京理科大学理学部Ⅱ部物理学科卒業。
気象庁予報部通報課採用後、予報業務を中心に各地を歴任。
熊谷地方気象台では、熊谷の日本一の暑さを予知したかのごとく、高温注意情報が全国発表になる以前に埼玉県に独自の気象情報として発表するようにした。
舞鶴海洋気象台観測予報課長、天気相談所予報官を経て2008年3月退官。
国際協力機構(JICA)研修講師として気象衛星雲画像解析と利用の仕方を教える。
東京理科大学理学部一部教養学科 非常勤講師(地学実験)2018年11月退職。
一般社団法人 日本気象予報士会 会員  CPD認定者 気象予報士の技能講習会講師を務める
2020年12月 国土交通大臣より気象防災アドバイザーに委嘱され、気象予報士として防災の知識を広める活動を続けている。

☆☆☆ 著書 ☆☆☆
『増補改訂カラー はい、こちらお天気相談所 ―Q&Aでよくわかる天気のしくみと防災― 【電子書籍版】』22世紀アート
「ひまわり8号気象衛星講座」(共著:西村修司・田中武夫・岡本幸三)伊東譲司編 東京堂出版
「はい、こちらお天気相談所」東京堂出版
「天気予報のつくりかた」(共著:下山紀夫)東京堂出版
「気象予報士実技試験 徹底解説と演習例題」(長谷川隆司:編集)東京堂出版
「読んでスッキリ!解いてスッキリ!気象予報士実技試験 合格テキスト&問題集」ナツメ社
「解いてスッキリ!気象予報士試験 合格問題集」ナツメ社
「読んでスッキリ!気象予報士試験 合格テキスト」ナツメ社
「ひとりで学べる!気象予報士試験 完全攻略テキスト」ナツメ社
「ひとりで学べる!気象予報士学科試験 完全攻略問題集」ナツメ社
「身近な気象の事典」(新田尚監修・日本気象予報士会編)東京堂出版
「気象予報士試験 模範解答と解説」(天気予報技術研究会-編)東京堂出版
「ひとりで学べる!気象予報士実技試験 完全攻略テキスト&問題集」ナツメ社
「月刊ゴルフマネージメント」一季出版 「伊東ジョージのゴルフ場天気塾」連載中
「農家の気象塾」農業共済新聞 連載中

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