二番星は二度輝く : 代役騎手とシンザン・有馬記念の栄光

(著) 松井俊堯

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作品詳細

[商品について]
――現代のサラブレッドの9割がその血統であるというアラブ種の牡馬は、次のどれでしょうか。
1.バイアリーターク、2.ゴドルフィンアラビアン、3.ダーレーアラビアン
正解は本書「サラブレッド」をご覧ください。
日本競馬史上初の五冠馬としてシンザンが歴史に名を残した第10回有馬記念、そしてカツラノハイセイコが父ハイセイコーの無念を晴らして優勝を勝ち取った第46回日本ダービー、この2頭の馬の栄光の瞬間に立ち会ったのは代役騎手として、またベテラン騎手としていぶし銀の活躍をした「善さん」こと松本善登その人だった――シンボリルドルフを生んだシンボリ牧場での生活、師との出会いと下積み時代、八百長を疑われた障害レースなど、その騎手人生を輝かしい2つのレースと共にドラマチックに再現する。

[目次]
まえがき
第十回有馬記念/シンザンが消えた?
故郷の山と川
戦争の影
新たなる出発
シンボリ牧場
武田文吾調教師との出会い
京都競馬場
騎手誕生
サラブレッド
競馬のしくみ
下積み時代
シンザン
有馬記念前夜
有馬記念の後
カツラノハイセイコ
第四十六回日本ダービー/栄光のハナ差
その後のカツラノハイセイコと善さん
善さん逝く
あとがき
【参考文献】

[担当からのコメント]
馬券を買わなくても、競馬場に足を運ばなくても、馬が走っているとつい見てしまうという方は多いのではないでしょうか。本書は、そんな人を魅了する美しさを秘めた馬の走りと、その馬の走りに人生をかける騎手の知られざるドラマが描かれています。競馬ファンでない方にも、ぜひお薦めしたい一冊です。

[著者プロフィール]
松井 俊堯(まつい・としたか)
1934(昭和9)年、島根県大田市川合町生まれ。
島根県立大田高校卒。
山口大学経済学部卒業後、三菱農機(株)ほかのメーカーで、43年間勤務。
その間、「会社再建の神様」と言われた早川種三氏の秘書を務めたことも。
厚生労働省(当時)の労働問題プロジェクトに二度参画。
その後、伊藤忠商事系列の人材紹介会社で、非常勤講師兼カウンセラーとして活動。
2004(平成16)年引退。現在、埼玉県所沢市在住。

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