私たちの「気づかい」はどう変わっていくのか――デジタル時代の生き方と大人と子ども・男と女の境界線
(著) 景山雄二
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[商品について]
―「大人」とは何か、その生き方を改めて問う―
私たちの社会は、大人と大人とはいえない成人、そして子どもが混在する中で日常生活が営まれている。しかし年齢的には成人に達して大人の仲間入りをしても、大人としての責任への意識が希薄な者も少なくない。かつて明確であった大人と子供の境界線が曖昧となっているいま、私たちの生き方のどの様に変わったのか、そしてこれからどの様に変わっていくのか――本書は、そうした視点から時代と共に変容する人の生き方を、子育てや日常生活、ルールやマナー、言葉やメディアなど様々なテーマで検証しながら、情報化社会における人の生き方を改めて考察した、全ての世代に贈る論考集。
[目次]
はしがき
序章 大人と子ども
第1章 戦前と戦後の考え方と生活
第2章 戦前・戦後と現在の考え方と生活
第1節 人と犯罪
(1)子どもと犯罪
(2)大人と犯罪
第2節 子育て
(1)子育て論
(3)子育てに関する知見
第3節 情報と生活
(1)ラジオと漫画
(2)テレビ
(3)情報通信
第3章 人の外面的、数量的変化
(1)人の一生
(2)人口と年齢層の推移
(3)体位と体力、運動能力等
(4)進路
(5)家庭・学校関連事項
(6)意識の変化
第4章 生活上の変化
第1節 日常生活における変化
第2節 服装と化粧
第3節 性とその立ち位置
第4節 日常生活で気になること
(1)気になる言葉
(2)気になる行為
第5節 その他
第5章 ルールとマナー
第1節 交通ルール
(1)歩行者とルール
(2)自転車とルール
第2節 マナー
(1)車内でのマナー
(2)図書館とマナー
(3)マスクとイヤホン
第6章 人間関係模様
終章
あとがき
新聞資料Ⅰ
新聞資料Ⅱ
[担当からのコメント]
人の生き方が時代や環境で変わっていくとすれば、かつてない情報化社会の中を生きる私たちの生き方は果たしてどの様に変わっていくのでしょうか。「大人」とはどの様な存在なのか、ぜひ本書をきっかけに多くの方に考える時間を持っていただければ嬉しく思います。
[著者プロフィール]
景山 雄二(かげやま ゆうじ)
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